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- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784320053434
作品紹介・あらすじ
理論物理学者ダイソンは、最初の原始生命は複製能力が低かったという大胆な仮説をたて、生命の起原は、代謝系と複製系と2回に分けて起こったと説く。そしてオパーリンのコアセルベート仮説に木村資生博士の中立説に関する数式を導入して原始生命誕生のモデルを描いている。この新しい生命の起原仮説を通して、ダイソンが問いかけているのは、"生命とは何か"という根源的、本質的なテーマなのである。
感想・レビュー・書評
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生命の起源とは?最大の謎をハイパーサイクル、遺伝子浮動、細胞内共生説などの既存の学説と、代謝ネットワークからなるユニークな自説を融合させて考察しています。
一般的には古典とされているが二平衡系の導入や(後の)ニームにつながる考えなど今読んでも新鮮で興味深いです。
最後の章はかなりエキサイティング!詳細をみるコメント0件をすべて表示
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