大いなるソフトウェア論議 -より深く,より主体的に考えるために-

  • 共立出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320097520

作品紹介・あらすじ

 本書は、著者のソフトウェア産業における25年間の経験から得られた洞察を集めたものであり、実務家と学生の二種類の読者を想定している。実務家に対しては、本書は変化の要因となり、学生に対しては、大学の学部や修士課程のコースでの格好の討論のきっかけにできる。50年を越える歴史にもかかわらず、ソフトウェア開発の分野は現在に至っても、まだ過去からのさまざまな問題を抱えたまま、さらに新しい課題が次々と積み重なりつつある発展途上の分野である。産業界と学術界の両方に長い間身をおいてきたAlan M. Davisは、長年にわたって、理論とビジネスの現実の両面からソフトウェア工学についてさまざまな形で鋭い主張を展開してきた。
 本書は、「IEEE Software」の編集者として長くその任にあった同氏が、その間主として「IEEE Software」で発表したエッセイを中心に再編したものである。原著には、『Great Debate』と題して40弱のエッセイがまとめられており、だいぶ前に書かれたものもあるが、筆者自身も繰り返し言及しているように、今日でも通用する洞察にあふれている。

発行元:(株)構造計画研究所/発売元:共立出版

感想・レビュー・書評

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  • イマイチ。
    ただ情報が古いだけならそれもためになることもあるけど、これは単になににも役に立たない上、読み物としても然程面白く無い。

  • 本書は、「IEEE Software」の元編集者で、実務、経営、学術会と広く長い経験を持つ著者が、「IEEE Software」で発表したエッセイを再編したものです。 著者は「ソフトウェア開発201の鉄則」も書いた人です。(この本は、入社してしばらくして購入し、今でもたまに読んでいます。基本的なことだけど忘れやすいことを再確認させてくれます。)

    最初のエッセイ、"ソフトウェア「レミング」"は、読んで意識するだけでも、自身のソフトウェア開発がより良いものになり得ると思います。「IEEE Software」の元編集者が、いろいろな疑問を提示してくれるのは面白く、単なる批判ではないというのが良いです。

    エッセイの再編で、全体的なまとまり(いいたいこと)が本としてクリアになっていないという点でマイナス1点。しかし、いろいろな視点を得ることができました。星4つです。

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