ゲノム医学のための遺伝統計学 (クロスセクショナル統計シリーズ 3)

制作 : 照井 伸彦  小谷 元子  赤間 陽二  花輪 公雄 
  • 共立出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320111172

作品紹介・あらすじ

ゲノム医学は,ヒトゲノムの諸特徴を利用することで人類が直面しつつある問題に正しく対処し,持続可能な医療の実現を期待して創始された新しい学問分野であり,遺伝的統計学は定量的側面からその根幹を支えている。定量的な遺伝学は,1900年代の初めから数々の研究者たちによって高度な理論体系として完成されたが,ここ20年間で行われたヒトゲノム解読プロジェクトをはじめとした多くの関連プロジェクトの成果は,この理論体系の意味するところについて具体的理解を可能にし始めている。

 本書は,そのような集団遺伝学・進化遺伝学や量的遺伝学・遺伝疫学に基づき,ヒトの複雑でありふれた疾患や形質に関する,ゲノム医学のための遺伝統計学を紹介する。古典的な遺伝数理の概念のみならず,昨今のゲノムビッグデータ解析にも言及し,ヒトゲノム解読やヒトゲノム多様性研究,ゲノムコホートに代表される現代的なゲノム医学研究について,定量的側面と定性的側面の両方から迫っていく。

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