非財務リスク管理の実務―リスク管理の「質」を高める

著者 : 有限責任監査法人トーマツ 森滋彦

• きんざい (2020年10月27日発売)

作品紹介・あらすじ

非財務リスクをコンプライアンスリスク、コンダクトリスク、サードパーティーリスク、サイバーリスク、ＡＩ導入による業務高度化推進リスク等に分類し、リスク管理現場で実際にどのようなアプローチをとることが可能かの道筋を示す。非財務リスク管理は、顧客、株主、従業員等ステークホルダーの不利益の最小化を目指すものであり、いわば「質」の管理を目的とする。金融業界の中でも定まった方法が確立できていないこのテーマについて解説した貴重な１冊。海外、国内銀行のケーススタディや新型コロナウイルス(COVID-19)対応等最新動向も掲載。金融機関リスク管理担当者、必携の１冊。

感想・レビュー・書評

[GRC部の書棚さんの感想 · 2024年2月21日]

役所とのガイドライン等の引用集なので、コンプライアンス・リスクや、コンダクト・リスク等の定義がないままにリスク管理を語られるのは隔靴掻痒であるものの、ガイドラインを上手く寄せ集めてくれているので、実務にもある程度、有益と感じられる。(本間)

[hiddieさんの感想 · 2024年2月17日]

役所とのガイドライン等の引用集なので、コンプライアンス・リスクや、コンダクト・リスク等の定義がないままにリスク管理を語られるのは隔靴掻痒であるが、ガイドラインを上手く寄せ集めてくれているので、実務にもある程度、有益と感じられる。

著者プロフィール

有限責任監査法人トーマツ
　　有限責任監査法人トーマツは、デロイト トーマツ グループの主要法人として、監査・保証業務、リスクアドバイザリーを提供しています。日本で最大級の監査法人であり、国内約30 の都市に約3,200 名の公認会計士を含む約6,900 名の専門家を擁し、大規模多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。

「2022年 『最新 IFRS保険契約―理論と仕組みを徹底分析〔改訂版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」