- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784322135855
作品紹介・あらすじ
エリート金融パーソン必読!
市場を読むには、歴史を見よ。
過去のパンデミック、「新興」する旧世界帝国、一枚岩ではないイスラム世界、欧・米の確執、ユダヤ人とは何か、第三世界のDX潜在力など、斬新なアングルで捉えた世界史へ読者をいざなう国際教養の書。
グローバル金融の雄が世界の動向を予測する。
感想・レビュー・書評
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【所蔵館】
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https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000951830詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
知りたいのは、そして知るべきであることは本書に書かれていることなのである。現代に活動している金融市場のその背景を知る、所以を知るということなのである。毎日株価が上がった下がったと騒がしいことが金融市場の本質ではない。もともと金融とは、人々の生活が、その社会が円滑に形作られるためのひとつの装置ではなかったのか。
とくに金融市場に係わる人にはぜひ一読を薦めたい。
惜しむらくは記述が少々簡潔すぎるところだろう。豊富な内容をある程度の範囲に収めようとするとこのようにならざるを得ないのかもしれないけれども、あともう少し知りたいというところに手が届かない。
自分自身で学べ、ということなのだと理解しておこう。 -
金融の目線から見た世界史。
経済や金融について、新聞や経済誌で収集する情報が大切なのは当然の事ながら、歴史を知っている知らないで視野の広さが異なると痛感。
基礎的な教養の一つとして、非常に参考なった本でした。