どろろんびょういん おおいそがし (こどものくに傑作絵本)

著者 :
  • 金の星社
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本棚登録 : 184
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323031415

感想・レビュー・書評

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  • 夜になると開くお化けのたちが通う病院。
    どろろん先生と看護師のゾワゾワさんがテキパキと治療してくれる。
    診療室の備品や貼り紙まで細かいところにまでこだわった世界観は素晴らしいです。
    貼り紙も本棚の本の背表紙まで、じっくりと楽しませてもらいました。

    個人的には目が開かなくなった一つ目小僧が
    ひとつめぐすりをさしてもらったあと、
    パッカーんと目が開くと場面が大好きです。
    シリーズの「どろろんびょういんたいへんたいへん」が面白かったので、読んだのですが、もうすっかりどろろん先生とゾワゾワさんがいる病院のとりこです。

  • 一つ目小僧の迫力がスゴい!

  • 個性的で表情豊かなキャラクターたちが面白い。お化けの病院だけどユーモアがあって怖さはない。シンプルに読みやすい内容です。

  • 30年度 2-2
    5分

  • おばけや妖怪を治療するお医者さん。
    でも、その正体は…?

  • どろろん病院の今日の患者さんは、一つ目小僧、唐傘おばけ、ろくろ首、一旦木綿。
    お医者さんのどろろんさんと、看護婦のぞわぞわさんは今日も大忙し。
    一つ目小僧には目薬をさして目ヤニをなくす。
    唐傘おばけの折れた足は糊でくっつける。
    ろくろ首のからまった首は頑張ってほどく。
    一旦木綿の破れた体はかわいくパッチワーク。
    今日の仕事が終わり、2人は皮を脱ぐ。
    2人の正体はなんとガイコツだったのだ。
    お医者さんと看護婦さんのスーツを脱いでお休み。
    明日はタコとイカのスーツを着るそうだ。

    看護婦さんのぞわぞわという名前が本当にぞわぞわする。
    いいネーミング。

    糊でとめるという発想は妖怪とかおばけとかファンタジーならそんなに珍しくもないので面白くもなかった。
    最後のお医者さんたちがスーツを着ていただけ、というのには驚き。
    落ちがよかった。

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著者プロフィール

出版社勤務の後、フリーで編集をしながら小沢正氏に師事。絵本に『いかりのギョーザ』(絵・大島妙子 佼成出版社)、「だいぶつさま」シリーズ(絵・中川学 アリス館)、『じごくのラーメンや』(絵・西村繁男 教育画劇)、『おもちのおふろ』(絵・植垣歩子 学研)、『パンツいっちょうめ』(絵・やぎたみこ 金の星社)、『食べるのだいすき よみきかせ絵本 なっとうかあちゃん』(絵・マスリラ)『同 おこめようちえん』(絵・陣崎草子)『同 だんしゃく王とメークイン女王』(絵・北村裕花)『同 きんぴらきょうだい』(絵・大島妙子 以上、講談社)などの作品がある

「2023年 『食べるのだいすき よみきかせ絵本 やさいのプールびらき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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