雪わたり (大人になっても忘れたくないいもとようこ名作絵本)

著者 :
  • 金の星社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323038889

感想・レビュー・書評

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  • 宮沢賢治が生前原稿料をもらった唯一の作品といわれる。「愛国婦人」という雑誌に掲載された。

    お話と絵がとっても合っていて読んでて楽しかった。

  • 「かた雪かんこ、しみ雪しんこ」−雪の野原に出かけた四郎とかん子は、キツネの紺三郎に出会います。そしてキツネの幻灯会によばれた二人は…。

    いもとようこさんの絵は童謡絵本でお世話になったが、昔ばなしや物語ではいもとさんの絵は避けていた。かわいらしいイメージが付きすぎるので。でも、いもとさんといえばふんわりしたキツネ。少年、少女、キツネの組み合わせのこの物語にはいもとさんの絵、ピッタリです。

    かた雪かんこ、しみ雪しんこ
    キック、キック、トン、トン、
    キック、キック、トン、トン
    キック、キック、キック、キック、トン、トン、トン

    何度もこの歌出てくるから覚えちゃった。

  • 黒澤文庫の今月のおすすめ本だったので読んでみました。子どもと子ぎつねのピュアな掛け合いを通して、信じることと正直でいることの大切さが描かれていたように思います。

  • お恥ずかしながら初めて読みました
    純粋な子どもは狐に化かされないっていうのが宮沢賢治らしいよな・・・

  • 四郎、かん子、紺四郎

    いもとようこの狐がかわいらしい

  • 4-323-03888-7 40p 2005・11? 初版

  • キックキックトントン…。
    雪の上を兄妹が走っていきます。
    すると、灯影会の招待状を手に入れて…。

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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