ないた

  • 金の星社
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感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323070476

感想・レビュー・書評

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  • [墨田区図書館]

    冒頭の、「いちにち いっかい ぼくはなく。」
    4歳の息子に読み聞かせたのは朝、といえども既にものすごく泣いた後でのこのせりふ。「一回どころじゃないよね、もう今朝も泣いたもんね」と笑いながら読みました。

    とつとつと、考えるように、つぶやくように、ページごとに語られる"泣く"シーン。からすのくだりまでは、4歳の息子に読んでもらいました。
    「そういえば、おとうさんが ないたのを みたことがない。」のセリフに、「うん、見たことない」と不思議そうに、真面目そうに、うなずく息子。でも、ややストーリー性があるとはいえ、"泣く"シーンをひょいひょいと思いつくままに挙げられる構成だったので、ページごとには理解しても、後半まで来て「あれ?このハナシ何のハナシ?」と言った感じで、「なんでママは台所にいるの?」と不思議そうでした。

    早く泣く(わめく)のを卒業して欲しいなぁとつねづね思っていても、最後のページのセリフに、ちょっとドキッ。そうなるのも、なんか悲しい気がする自分のキモチに気づかされました。

    ■絵本ナビのサイト(全ページためし読みあり)
    http://www.ehonnavi.net/ehon/6468/%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F/

  • 読ませたい絵本より

  • 意外とふかいのです。これはなかなか読み聞かせには難しいと思っていたら、子供は好きなんですって。そうか、こういうのもありか、と知った一冊。

  • ボー・ディドリーの呪文みたいなリズムと新太さんの絵が見事にたたみかけてくる。子供にはいまいちささってないけど、また読んでみようと思える一冊

  • どんな時に泣くのだろう。
    いろんな涙を流してもいいよと
    教えてくれる絵本。

    最後のオチが考えさせられるかも・・・
    中学年くらいからの読み聞かせがいいなと
    思った。

  • 2005年度  1年生  2年生  2分
    2006年度  3年生

  • どぅして「ないた」のか気になる人がいます○

  • 長女の小学校での読み聞かせで読んだ。
    逆に、それは泣く、そんなことでは泣かない等、いろんな話が聞けた本。

  • いろいろな理由で泣くってことを改めて実感。
    シンプルなだけに奥が深い。

  • 子ども達には共感できる部分がおおいみたいです。
    この絵をみていると、本当に言葉だけよりも
    伝わる感じがしますね。
    いつも、泣くのを我慢している子には特にしみるのかも?

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著者プロフィール

1954年、埼玉県生まれ。シンガーソング絵本ライター。5年間千早子どもの家保 育園に保育士として勤務。1987年、みんなのバンド「トラや帽子店」を結成。 リーダーとして活躍。「みんなともだち」「世界中のこどもたちが」「にじ」などは、 たくさんの子どもたちに歌われている。1995年、『さつまのおいも』(童心社)で 絵本デビュー。絵本『ないた』(金の星社)で第10回日本絵本賞大賞を受賞。作品 に、『いのちのたべもの』『ごはんのにおい』(おむすび舎)『おこる』『うそ』(いず れも金の星社) 「おたんじょう月おめでとう」シリーズ(自由国民社)「すごいぞ! ぼ くらのからだ」シリーズ(保育社)など260冊以上の絵本がある。 https://www.songbookcafe.com/

「2020年 『やさいだいすきだワニ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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