キノコのカミサマ

著者 :
  • 金の星社
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323073620

作品紹介・あらすじ

夏休みに単身赴任中の父親を訪ねたタケオ。父親は村の研究所でキノコの研究をしている。村人たちの中に「カミサマ」と名乗るあやしい男がいた。村で見つかる変わったキノコは、このカミサマの仕業らしい。まさか、本物の神様?

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  • 単身赴任で、ど田舎の山の中の研究所で、たった1人でキノコの研究をしているお父さんを訪ねたタケオ。夏休みの間、塾の夏期講習に行きたくなかったから1人でお父さんのところに来たけど、お父さんの住んでいる所は変な所だった。

    会社の事務所隣の家には、村の人たちが勝手にたくさん入ってきて宴会したり、かと思うと野菜やなんか置いていってくれたり。長老、ゲージュツカ、カミナリさん、モモタローさん・・・ちなみにお父さんはハカセってみんなに呼ばれている。
    そして、タケオ以外の誰にも見えないけど、ボブ・マーレーみたいな自称「カミサマ」。

    お父さんのキノコの研究は、カミサマの力もあって、いいキノコが出来るのだけど、カミサマの力は森の中の地域限定。

    村に大雨洪水警報がだされた。妊婦さんが産気づいて、助産婦さんを待っているのに、雨で崖が崩れ、途中の道が寸断されてしまった。パパはみんなにの助けになろうと頑張るけど・・・。

  • 単身赴任のパパが住んでいるのは、超田舎。
    タケオは、塾の夏期講習から逃げるために、パパのところにやって来たけど、住んでいるのはお年寄りばかり。

    ある日タケオは、カミサマと名のるヘンなおじさんに出会った。

  • 単身赴任でキノコの研究をしている父親をたずねたタケオ

    研究所に集まる変わり者の村の人たちの中でも
    とくにおかしいのがドレッドヘアの“カミサマ”

    「この世で一番大事なのは、お笑いのセンスじゃないか」
    なんて言いながらヘンなキノコをつぎつぎと出現させる

    え、ほんとにカミサマなの?

    花形みつるが贈る夏休み物語、中学年くらいから

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著者プロフィール

花形みつる 編訳・絵
神奈川県生まれ。『ドラゴンといっしょ』で野間児童文芸新人賞、『サイテーなあいつ』で新美南吉児童文学賞、『ぎりぎりトライアングル』で日本児童文学者協会賞、野間児童文芸賞、『徳治郎とボク』で産経児童出版文化賞大賞を受賞。作品に「荒野のマーくん」シリーズ、『アート少女』『Go Forward!: 櫻木学院高校ラグビー部の熱闘』など多数。

「2021年 『落窪物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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