友だちは図書館のゆうれい

著者 :
  • 金の星社
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本棚登録 : 139
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323074832

感想・レビュー・書評

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  • 〇表紙がザ・児童書なので、ペロッと読み始めたら、なかなか本格的なホラーだった。

    大智は転校してきたクラスに早く馴染みたいが、ちょっとがさつな健太郎につきまとわれて、なかなか友だちを作れない。
    ある日、学校図書館で男の子の幽霊に出会う。
    成仏するために、生前作った学級新聞を大智の教室に掲示してほしいという。

    〇ふつうの少年幽霊が、子どもたちの怖い気持ちを浴びて段々と悪霊に。定石を踏んだ怪談で、イラストの迫力もあり、ちょっぴり怖かった。

  • 図書館の幽霊、マサキくん。
    病気を患い入院生活を余儀なくされたマサキくんは、かつてこの学校で学級新聞の怪談コーナーを執筆していた。
    亡くなったあと幽霊となり、気付いたら図書館に留まり成仏できずにいた。
    大智とその友達、先生を巻き込みながら迎える結末は…??

    ただ主人公が幽霊と仲良くなって成仏する話かなーと思っていたが、途中で怖さがレベルアップするあたりにほう!と感心。子供にもピリッとヒヤッとスパイスで夏の読書にいいんじゃない?

  • みんなマサキ君が見えたから?悪霊じゃなくなつった?

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著者プロフィール

福岡女子短期大学音楽科卒業。第32回福島正実記念SF童話賞大賞受賞。『おばけ道、ただいま工事中!?』(岩崎書店)でデビュー。同作品で第49回日本児童文学者協会新人賞を受賞。『魔女ののろいアメ』(PHP研究所)で第65回青少年読書感想文全国コンクール課題図書。主な作品に『三年三組黒板の花太郎さん』『ジェンと星になったテリー』(以上、岩崎書店)、『友だちは図書館のゆうれい』(金の星社)などがある。

「2022年 『魔女のなみだのクッキー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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