道徳的知識への懐疑

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326103218

作品紹介・あらすじ

道徳的直観と常識道徳を退け、我々は道徳について知ることはできないと主張。道徳的実践をめぐる虚構主義と廃絶論を吟味する。

道徳的知識の可能性を問うことが重要なのは、道徳がしばしば内省としてでなく他者への介入や非難として現れるからである。本書ではこれを形式的な道具立てによって精緻に問い、道徳について知ることは困難であると論じる。また道徳的実践をどうすべきかをめぐって、フィクションとしての道徳の再編成と道徳の廃絶の二つの道を探る。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

野上 志学(のがみ しがく)1990年岡山県生まれ.三重大学人文学部講師.東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了.博士(文学).日本学術振興会特別研究員DC2(東京大学人文社会系研究科),同会特別研究員PD(一橋大学法学研究科)の後,現職.専門は分析哲学,研究関心はとくに社会的認識論およびメタ倫理学にある.著書に『デイヴィッド・ルイスの哲学』(青土社,2020年),訳書にチェイス・レン『真理』(岩波書店,2019年),論文に「道徳についての選択的虚構主義」(『哲学』2020年),「認識論と論理の規範性」(『哲学雑誌』2019年)などがある.

「2023年 『道徳的知識への懐疑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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