詩的言語の革命 第3部

  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (503ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326152605

作品紹介・あらすじ

19世紀後半のフランス。国家という政治経済組織の内部における文芸テクストの役割と命運を、古代宗教の秘儀とのアナロジーで考察。マラルメとロートレアモンにおける言語主体とディスクールのドラスティックな変革をレポート。

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  • [ 内容 ]
    19世紀後半のフランス。
    国家という政治経済組織の内部における文芸テクストの役割と命運を、古代宗教の秘儀とのアナロジーで考察。
    マラルメとロートレアモンにおける言語主体とディスクールのドラスティックな変革をレポート。

    [ 目次 ]
    1 経済・社会構成体内でのテクスト
    2 権力および階級意識の維持と制限
    3 政治的、あるいはその他のアナーキズム
    4 結婚と父親的機能
    5 秘儀―社会コードの裏地
    6 主体不在の権力の審級
    7 境界線を超えて
    8 至高権を求めて―英雄・演劇・歌
    「知性の激怒した」

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


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著者プロフィール

(Julia Kristeva)
1941年、ブルガリアに生まれる。66年、パリに留学。以後は文学研究者、精神分析家、作家としてフランスに暮らす。文学の記号論的・精神分析的研究に従事するかたわら、後に伴侶となるフィリップ・ソレルス主宰の前衛雑誌『テル・ケル』、後続の『ランフィニ』に参加。バフチン、ソシュール、フロイト、ラカンらの読解を軸に、デカルト的主体の解体、意味の産出性、詩的言語の侵犯性を中核とする独自のテクスト理論を展開し、ポスト構造主義の一翼を担う。90年以降は小説の執筆もおこなうほか、障害者に関する社会運動にも身を投じている。2008年には「女性の自由のためのシモーヌ・ド・ボーヴォワール賞」の設立に際し中心的な役割を果たした。現在はパリ第7大学ほか国内外の大学の名誉教授。ホルバイン賞(2004年)、ハンナ・アーレント賞(2006年)、サン=シモン賞(2017年)を受賞。著作は世界各国で翻訳されている。日本語訳に『恐怖の権力』『初めに愛があった』『外国人』(以上、法政大学出版局刊)、『セメイオチケ』『中国の女たち』『黒い太陽』(以上、せりか書房)、『詩的言語の革命』(勁草書房)、『サムライたち』『プルースト』(以上、筑摩書房)、『斬首の光景』(みすず書房)、『ハンナ・アーレント』『メラニー・クライン』(以上、作品社)などがある。

「2018年 『ボーヴォワール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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