- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784326154432
作品紹介・あらすじ
アメリカの社会科学が社会を諸個人の主観的な意志に還元して説明する方法論的個体主義をとるのに対して、フランスの社会理論の特徴は方法論的全体主義にある。本書はフランス社会理論の本流をなす理論を初めて数理モデル化することでその特徴を鮮明に浮かび上がらせ、アメリカ社会科学の数理モデルに対置させる基盤を作る、画期的研究。
感想・レビュー・書評
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【版元】
フランス社会理論の本流であるデュルケーム、モース、レヴィ=ストロースの理論を考究し、そこに数学的な表現を与える初めての試み。
著者、編者、訳者など 落合 仁司 著
ジャンル 社会・女性
ISBN 978-4-326-15443-2
出版年月 2017年1月
判型・ページ数 四六判・168ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 在庫あり
フランス社会理論の本流であるデュルケーム、モース、レヴィ=ストロースの理論を考究し、そこに数学的な表現を与える初めての試み。
アメリカの社会科学が社会を諸個人の主観的な意志に還元して説明する方法論的個体主義をとるのに対して、フランスの社会理論の特徴は方法論的全体主義にある。本書はフランス社会理論の本流をなす理論を初めて数理モデル化することでその特徴を鮮明に浮かび上がらせ、アメリカ社会科学の数理モデルに対置させる基盤を作る、画期的研究。
【簡易目次】
まえがき
第1章 フランス社会学派
1 フランス社会学派
2 詩と真実
3 フランス幾何学派
第2章 デュルケームとモース
1 社会的事実
2 贈与
3 言語
第3章 レヴィ=ストロース
1 婚姻
2 構造
3 出来事
第4章 社会構造の数理
1 位相多様体
2 境界
3 無限遠点
第5章 相互行為の数理
1 微分形式
2 積分
3 ストークスの定理
第6章 社会的事実の数理
1 境界と微分の随伴定理
2 圏と関手
3 随伴
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