60年安保 メディアにあらわれたイメージ闘争

著者 :
  • 勁草書房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326351497

作品紹介・あらすじ

学生が最も熱かった時代-その抵抗のエネルギーとは一体どんなものだったのか。新聞メディアと知識人の言動の分析を通して、当時の人々の目に映った時代の姿に肉薄。50年を経て今、歴史としての「60年安保」を捉えなおす。

感想・レビュー・書評

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  • 大井浩一『六〇年安保 メディアにあらわれたイメージ闘争』勁草書房、読了。メディアは60年安保闘争をどう報じたか。本書は「朝日」「毎日」「読売」3紙の報道を検証することで、当時の人々の受け止めた心象を明らかにする。

    メディアが残す情報が歴史なのか。本書は情報と実情を摺り合わせる岸の発言とその報道、学生運動の本質やデモの実態等々実証的に史実を拾い上げていく。六二年生の毎日編集委員がメディアのイメージ闘争を検証する好著。

  • 途中まで読んだ。この辺りのことと東京裁判とアウシュビッツの真偽についてフィルター無しで書かれている本は一体有るのか無いのかどうなんだ。
    先の選挙で共産党大躍進があったわけだけど、それに伴い中核や革マルやらゾンビみたいな言葉も飛び交ってるし意味不明。ゾンビたる所以: 知らないから生態も分からないし過去の物だし、何を食べて生きているのかも不明。よってゾンビと名付ける。

    国単位で物を取られたり/負けたりした時に共産主義に傾くのかなと思った。あと不況。
    左翼がお洒落みたいな風潮はどうかと思う。
    anyway, ちょっと右寄り、が一番バランス取れてるんだと思います。
    120頁まで読んだ。

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著者プロフィール

1962年、大阪市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。87年、毎日新聞社に入社。96年から学芸部で文学、論壇などを担当。2009年から学芸部編集委員。

「2017年 『批評の熱度 体験的吉本隆明論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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