メコン広域経済圏―インフラ整備で一体開発

著者 :
  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326503476

作品紹介・あらすじ

政治的不安定性を構造的に内包すると見られてきたメコン川流域諸国・地域(タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー、中国雲南省、広西チワン族自治区)は2000年以降安定への道を辿り始めた。日本企業・進出日系企業にとっても大きなビジネス機会となるこの地域の実態を、詳細な現地情報をもとに提供し新たな姿を紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 元々は、3-4年前の本だからと少し舐めてかかったところもあったが、読んでみてやはりこの地域の全体像がイメージできるようになってよかった。おおざっぱに言って、タイ>ベトナム>CLM、という順の発展度のようだが、しかし雲南省や広西チワン族自治区がその1-2位に匹敵するほどの経済をもつというのも目を見張るし、まさに伸び盛りの地域(特にCLM)に対して、日韓のみならず近隣の中国やタイ・ベトナムからも援助や投資の作用がみられるというのも、驚きだ。

    また交通インフラとして、南北/東西/南部の各経済回廊や、SKRL(シンガポール~昆明間の鉄道)等、さらに港湾や空港といった施設の整備も進み、それらの供用への期待度もますます高まっていることも理解できた。

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