初心者のための環境評価入門

  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326503728

作品紹介・あらすじ

読むだけで環境評価を実践できるよう環境評価手法を分かりやすく解説する入門書。調査設計からデータ分析まで評価手順を具体的に説明。Excelシートを使ってすべての分析が可能となる「Excelでできる環境評価」の解説付き。

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  • 【メモ】
    ・環境を定量的に評価する方法の解説。調査やデータ分析についても(目次をみれば分かる通り)ページがさかされている。
    ・(教科書だから当たり前だが)教科書的な書き方。
    ・テキストとしては8章までしかきちんと読めず、以降は超速で流しで読んだ。


    【目次】
    まえがき

    第1章 環境の価値と環境評価手法
     1.1 はじめに
     1.2 エクソン・バルディーズ号の原油流出事故
     1.3 環境の価値と環境評価
     コラム 1:生態系と生物多様性の経済学
     1.4 各章の概要
     1.5 練習問題

    第2章 環境評価手法の理論
     2.1 はじめに
     2.2 効用と無差別曲線
     2.3 支払意志額と受入補償額
     コラム 2:支払意志額と受入補償額の乖離
     2.4 練習問題

    第3章 代替法
     3.1 はじめに
     3.2 手法の概要
     3.3 分析の手順
     3.4 調査設計
     コラム 3:野生鳥獣保護機能と代替法
     3.5 練習問題

    第4章 ヘドニック法
     4.1 はじめに
     4.2 手法の概要
     4.3 分析の手順
     4.4 調査設計
     コラム 4:多重共線性の問題
     4.5 練習問題

    第5章 トラベルコスト法:シングルサイトモデル
     5.1 はじめに
     5.2 手法の概要
     5.3 分析の手順
     5.4 調査設計
     コラム 5:少なからぬ機会費用の影響
     5.5 練習問題

    第6章 トラベルコスト法:マルチサイトモデル
     6.1 はじめに
     6.2 手法の概要
     コラム 6:条件付きロジットモデル
     6.3 分析の手順
     6.4 調査設計
     コラム 7:条件付きロジットモデルの限界
     6.5 練習問題

    第7章 仮想評価法:手法の概要
     7.1 はじめに
     7.2 仮想評価法の特徴
     7.3 仮想評価法の質問
     7.4 バイアスとその対策
     コラム 8:スコープテスト
     コラム 9:オハイオ裁判
     7.5 練習問題

    第8章 仮想評価法:分析の手順
     8.1 はじめに
     8.2 自由回答,付け値ゲーム,支払カード形式の分析
     8.3 二肢選択形式の分析
     8.4 「ExcelでできるCVM」による分析
     コラム 10:ダブルバウンドの下方バイアス
     8.5 練習問題

    第9章 仮想評価法:調査設計
     9.1 はじめに
     9.2 評価対象の情報収集
     9.3 プレテストの実施
     コラム 11:フォーカス・グループの実施
     9.4 本調査の実施
     9.5 練習問題

    第10章 コンジョイント分析
     10.1 はじめに
     10.2 手法の概要
     10.3 分析の手順
     10.4 調査設計
     コラム 12:仮想評価法と選択型実験の比較
     10.5 練習問題

    第11章 リスクの経済評価
     11.1 はじめに
     11.2 リスクの経済評価の概要
     コラム 13:統計的生命の価値の高齢者割引
     11.3 ヘドニック賃金法と仮想評価法による評価
     コラム 14:仮想評価法による統計的生命の価値の評価
     11.4 練習問題

    第12章 費用便益分析
     12.1 はじめに
     12.2 費用便益分析の概要
     コラム 15:エルワダムの撤去
     12.3 費用便益分析の具体的な適用例
     12.4 練習問題

    第13章 その他のトピックス
     13.1 はじめに
     13.2 環境評価研究の動向

    補論 Excelでできる環境評価
     はじめに
     準備
     ExcelでできるCVM
     Excelでできるトラベルコスト(カウントモデル)
     Excelでできるトラベルコスト(マルチサイトモデル)
     Excelでできるコンジョイント(選択型実験)

    練習問題の解答
    さらなる学習に向けて
    参考文献
    索引

  • 90年代にも環境評価の方法論を書かれていて、それは講義でも扱った。長らく絶版になっていたが、現在にアップデートかつ新手法を網羅した形で新しい本として再登場。年と化使えるようになりたいところ。

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著者プロフィール

早稲田大学政治経済学部専任講師.環境経済学専攻.
主要著書:
公共事業と環境の価値—CVMガイドブック (築地書館,1997)
環境評価ワークショップ (共著,築地書館,1999)


「1999年 『環境の価値と評価手法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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