社会ネットワーク分析の基礎―社会的関係資本論にむけて

著者 :
  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326601646

作品紹介・あらすじ

現代社会科学の「組織論的転回」。社会学をはじめ、政治学、人類学、経営学、コミュニケーション論などさまざまな分野に統一的視点をもたらしている、「関係」を読み解く技法の思想・歴史・モデルを体系化。

感想・レビュー・書評

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  •  よくできているし読みやすい。
     ネットワーク分析が専門ではない自分にとってみれば、入門書:安田雪『ネットワーク分析』(新曜社, 1997)と、安田雪『実践ネットワーク分析』(新曜社, 2001)を補完するものだと感じた。
     ともすると安田本はグロッサリー&理論になってしまいがちな印象をうけるが(それでも大変よくできている)、それらより紙幅に余裕があるので「理論と実践の往復」という感じを、より受ける。
     321p、ハードカバー。お値段は相応にはりますが。。。

  • グラフの性質や中心的存在を調べる手法。幅優先探索とかの技法とは違う系統。難しかったけど、社会学系での関心ごとやアプローチが俯瞰できた。

  • 何か小難しい印象。

  • ミスタイポが痛い

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著者プロフィール

京都産業大学現代社会学部教授
岡山県生まれ。シカゴ大学大学院修士課程修了(M.A.),ピッツバーグ大学大学院博士課程修了。
専門はネットワーク科学,社会ネットワーク論,組織論,経営社会学,経済社会学,数理社会学。
〔主要著書〕
『ソーシャル・キャピタルと経営:企業と社会をつなぐネットワークの探究』(単編著)ミネルヴァ書房,2018年
『ソーシャル・キャピタル「きずな」の科学とは何か』(稲葉陽二・大守隆・近藤克則・辻中豊・露口健司・山内直人・吉野諒三との共著)ミネルヴァ書房,2014年
『リーディングス ネットワーク論:家族・コミュニティ・社会関係資本』(野沢慎司・立山徳子・大岡栄美との共訳)勁草書房,2006年
『社会ネットワーク分析の基礎:社会的関係資本論にむけて』勁草書房,2003年

「2020年 『「3密」から「3疎」への社会戦略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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