里山里海: 生きるための知恵と作法、循環型の暮らし

著者 :
  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326653997

作品紹介・あらすじ

戦後の経済成長は、市民生活への底知れない脅威である核家族や自殺、児童虐待や孤独死を生み出し、中山間地域を過疎化させ集落を崩壊させてきた。しかし里地里山には、生きるための知恵と作法、自然とのつきあい方、そして暮らしの絆を増幅させる皆の思い等々、暮らしの“おおもと”が息づいている。本書は、今の日本になぜ里山が不可欠なのか、その本質を伝える。

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  • 2023年1-2月期展示本です。
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    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00527288

  • <目次>
    はじめに
    第1章  里山里海の姿
    第2章  共同体の絆で成り立つ暮らし
    第3章  食糧(食料)の自給と循環
    第4章  半栽培される食材や薬草・半飼育される魚介や野性害獣
    第5章  幾度となく使い再生させ続ける暮らしの素材
    第6章  知恵と絆が蘇らせる里山里海

    <内容>
    SDG’sとも深い関連のある、日本の里山(里海)の暮らし。それは今から50~60年前まではあった日常である(でももう半世紀たってしまった)。それを丹念な聞き取りと分析からまとめた学術書であり、ノウハウ集である。今から6年前の本で、この期間でまたそれを知る人が減り、伝えきれないことが多いと思われるが、こうした本は貴重になろう。後は近年のIT技術で、如何に映像化することなのだろう。 

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  • 請求記号 650/Y 12

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著者プロフィール

養父 志乃夫(やぶ しのぶ)

1957年大阪市生まれ。和歌山大学大学院システム工学研究科教授。専門は、造園学、自然生態環境工学、環境民族学。1986年大阪府立大学大学院博士課程修了。農学博士。東京農業大学助手、鹿児島大学農学部助教授を経て、現職。著書に、『里山里海―生きるための知恵と作法、循環型の暮らし―』(勁草書房)、『アジアの里山 食生活図鑑』、『里山・里海暮らし図鑑―いまに活かす昭和の知恵―』(以上、 柏書房)、『ビオトープづくり実践帳』(誠文堂新光社)、中版『生物生境再生技朮』(北京建筑工業出版社)、『里地里山文化論』(上・下2巻)、『ビオトープ再生技術入門―ビオトープ管理士へのいざない―』、『田んぼビオトープ入門』、『生きものをわが家に招く―ホームビオトープ入門―』、『荒廃した里山を蘇らせる―自然生態修復工学入門』(以上、農文協)、『生きもののすむ環境づくり』(環境緑化新聞社)、『野生草花による景観の創造』(東京農業大学出版会)など多数。

「2017年 『里山に生きる家族と集落』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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