- Amazon.co.jp ・本 (161ページ)
- / ISBN・EAN: 9784327451899
作品紹介・あらすじ
すぐに役立つ絵本翻訳のテクニックがいっぱい。絵本そのものの理解がグンと深まるおまけつきです。
感想・レビュー・書評
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絵本翻訳、こんなに難しいんだー!でもとっても面白い。文字を訳すんじゃなくて、絵も訳す、言われてみればそうだよなぁ。
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外国語の絵本がどうやって翻訳されていくのか。絵の読み方、言葉の選び方など、翻訳に興味がなくても絵本好きの方にはお勧めの1冊です。
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図書館で何気なく手にとって読んだ本。
絵本翻訳にはさほど興味はなかったけど、
ものすごいおもしろい本でした。
「読解」ということの基本と、読者の視点に立つことの大切さ、
これは何にでも通ずるところがあるのだなぁと思います。
手元に置いておきたくなる本でした。 -
文字だけでなく「絵」も訳すという考えは非常に参考になった。図書館で借りた本だが、返さず手元に置いておきたい。Shirley Hughesの作品である"Dogger"やアルフィー・シリーズを読んでみたくなった。
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絵本の翻訳に急に興味をもったので、早速そんな本を探してみたら
出会った。絵本の翻訳は文章はもちろんのこと、画をしっかり理解しないといけないし、その国の文化やしきたりなども知らないといけない、やはり、広い知識もなくてはできない仕事だと知りました。読んだらますます絵本の翻訳への好奇心が大きくなりました。 -
翻訳の夢、接近
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一回完結の絵本翻訳講座でお勧めされて。
でも、よく見たらフォローしている本棚でも
既にお勧め記事を目にしているのだった。
情報はくり返し発信しないと染みこまないのだなぁとしみじみ。
仮想のカルチャースクールで、
6人の生徒さんとともに、一冊の絵本を訳しとおしていく。
題材になっている絵本も、ほのぼのしていて良い話。
絵本翻訳は未知の領域だったので
(絵本ができるほどのセンスは無いと思ってハナから近寄らなかった)、
何から何まで勉強になった。
なかでも、すべての基本となる「絵の読み解きかた」は、
おそらく映像翻訳(特にアニメ)でも、大いに役立つ知識だろう。
内容は易しく書かれていてわかりやすく、
類書は読んだことがないが、入門書としてはとてもよくできていると思う。
(星は4.5つです)
マザーグース、ところどころしか知らないので、
今後の研究課題にしておこう。 -
絵本翻訳の指南書。ひとつの作品を6人の生徒が順番に訳して先生が説明していく形式。それぞれの生徒さんの訳に個性(たまに誤訳)があって、それをどう活かすか、どう直すかを具体的に示してくれているのでとても参考になる。
漢字を使う量や分かち書きのこと、さらに絵の読み解き方や表現のちょっとした工夫のしかたなどなど、たくさんのヒントを得られる本。各章の終わりにあるコラムもおもしろい。
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「おねえさんになったの」の案件に出会う前、他の絵本翻訳のオーディションがあり、応募する際、なにか参考書はないかとさがして見つけたのがこの本です。出版翻訳における絵本の位置づけや印税の相場など、かなり具体的なことも書いてあったので、その後の進路選択に大変有用でした。翻訳家になりたい方にお勧めします。
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翻訳にさらに憧れるようになった。 ひらがなを使うと文章がやわらかくなるということを知った。勉強になった。