山手線 駅と町の歴史探訪 - 29駅途中下車 地形と歴史の謎を解く (交通新聞社新書087)

著者 :
  • 交通新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784330632162

作品紹介・あらすじ

交通新聞社新書カラー版新登場!1925年に環状運転を開始した山手線。以来90年、世界でも類を見ない都市交通の成功例となった。その山手線も海あり、山あり、谷ありの起伏にとんだ地形に築かれた鉄道網。その成り立ちは東京発展の歴史とも重なる。そうした地形や歴史を訪ねながら、山手線29駅を歩き、列車に乗り、駅周辺を散策し、探検する一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 高輪ゲートウェイ駅ができる前の2016年時点での、山手線全駅について駅の成り立ち、構造、駅名などを紹介。

    地名=駅名にならなかった理由がそれぞれある。意外と駅名の由来が不明な物も多いようだ。

    また、開業当時(明治~大正)は、蒸気機関車が通ることで煙や火花が散るという理由で地元住民が建設に反対していた事例が多かったというのが興味深い。

  • 本書を広げた途端に感じる紙質の違い。モノクロ・カラーの写真を多用したからだ。冒頭は山手線の生い立ちから。東京駅を起点に、外回りで各駅の解説をする。駅に関しては歴史探訪のタイトルどおり。特に駅ホームには古レールの建築材がいまだに残っているのが嬉しい。町の歴史については、いささか期待はずれ。それでも、コロナ禍が終息したら山手線を巡り歩いてみたい。

  • 小林祐一 著「山手線 駅と町の歴史探訪」、交通新聞社新書、2016.1発行、¥900Eです。とても楽しく読了しました。29の駅、それぞれの歴史と現在の姿、読んで親しみが倍加しました。知らなかったことが沢山あって、勉強になりました。

  • 山手線29駅の歴史と地形の謎を解くというコンセプトの本です。
    電車がすきなのでどれも興味深く読めました。
    200ページちょっとくらいで読めるサイズなのもいいですね。これを持ちながら山手線一周してみたいです。

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著者プロフィール

旅と歴史のプロナビゲーター。
歴史紀行、文化財探訪、神社仏閣探訪
などのジャンルを中心に取材・執筆・撮影。
著書多数。
よみうりカルチャー、池袋コミュニティカレッジ、
東京都公園協会、JR東日本大人の休日倶楽部、
毎日新聞旅行、高島屋カルチャー、
京王百貨店「くらしサプリ」セミナーなどで
「歴史散歩」関連の講師としても活動中。
日本歴史学会、日本城郭史学会、
交通史学会会員。

「2022年 『坂東三十三ヶ所札所めぐり 観音霊場巡礼ルートガイド 改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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