- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331516379
感想・レビュー・書評
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2012年の第1刷を読む。約8年前の書籍であるので、現在の実態とあっているかといえば、わからない。
はじめにでは、10年後にはコミュニケーション能力に優れた人が入ってくると予言をされているが、実感としてはあまり変わらない。
教育に関する議論では、素人がさも専門家のように根拠のない断定をする場合が多く、感情的であるために受け入れがしやすいが解決策にはならないことがほとんど。
このコミュニケーションの問題も、世代間に生じるディスコミュニケーションであり、形は変わるが常に同じ問題を指摘されている。
読者は、おそらく言葉遣いがきになってしょうがない上司であり、「今の若いものは」と飲み屋での愚痴を言いたい世代が多いでしょう。解決策は書いてあるものの、あまり実践的ではないと思われる。というのも、会社での出来事であれば、変なコミュニケーションをとるような社員をとっている人事部に問題がある。若者は、知らないから失敗するのであって、嫌がらせやわざとではない。「こんなことも言わなければわからないのか」と言いたい気持ちもあるが、昔ができていたわけではないことを忘れているだけ。
電話のコールバックがないことを嘆いているが、これもおじさんの勘違いである。そんなに電話をかけることが重要であれば、初任者研修で繰り返し教えればよい。教えてもいないのに、できないと嘆くのは滑稽である。
本の読み方として、自分を振り返り、おかしなコミュニケーションをしていないか確かめる手段とするのが良い。間違っても若者分析をしていると勘違いしない方がよい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コミュニケーションプアから脱しよう、ということで事例を挙げて「こうした方がいい」とアドバイス。
僕からすると「そんなことは言われなくても…」と思う内容が多い。
この本が必要とされるほどコミュニケーションを苦手に感じてる人が多いということか。 -
ちょっと叱られたい気分になり
常識的なことが書いてありそうなタイトルに惹かれて読んでみた。
痛いところもあり
反面教師でもあり
おもしろかった。
口癖のところと
体をリラックスさせる方法が
特に印象的だった。
当たり前のことしかないけど、
できてないと恥ずかしいこと。
見出しを読むだけでも確認できていいかも。。。
140319 -
経験則からの話なので、説得力十分です。
自分のことを思い出しながら読むと、いいかもしれませんね。
これは、ちょうどランチをしたレストランで隣の女性たちが話していたのですが、
印象深かったので、、、。
社会人歴30年くらいの女性が、
電車の遅延のため、始業に間に合わない旨、
上司の携帯電話のメールに送信したけど、
上司は、そのメールに気づかず、
始業時に、無断欠勤か?
と騒ぎになった。
電車の乗り換えの時に、お電話一本頂けたら良かったのに。
と。
私もそう思いました。
状況にも寄りますが、
始業に間に合わないのは、ある種、緊急時と考えますので。 -
可もなく不可もなく。経験談から来ているので説得力はある。
ある程度年を取るといろいろと言いたくなるのでしょう。 -
決して突飛なこと、難しいことが書かれているわけではなく、梶原さん独特の皮肉まじりに、社会人として普通に生き残っていく術が書かれています。
反面教師の意味で、自分と照らし合わせて読むと良いかも・・。 -
バカすぎる例ばかり…まあこれが現実なんだろうけども。
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中堅クラス以上の人は恐らく思っているだろう内容。
自分から相手の顔見て、或いは直接語りかけることは大切なことくらいは誰もが認識しているだろう。
このレベルくらいなら、と思ってしまったり、そういう認識を持たない集団で過ごしたことの結果がコミュニケーションプアにつながっているのでは。
著者がいう、伝えることのノウハウもいいが、聞くことのノウハウの方がとても関心がもてた。
聞くことだけてなく、聞いてからの返し方は参考になる。
改めて考えたが、元気よく、はっきりと、笑顔で、をまず目指したらだいぶ変わる気がする。
それがある程度できるなら、この本を手にするのが良いと思う。 -
著者はアナウンサー。
やや偏った持論の展開に、納得性を感じにくい内容。飲み屋で話しているみたい。
Memo
•口癖を気にしてみよう。
•相手の名前を会話にさりげなく入れよう。
•P131, 使えるネタ(4人父親)
ブックオフ売却 -
マナーの勉強のために読んだ本。
著者はフリーのアナウンサーで、心理カウンセラー業や大学での講師も務めている方。
所感:マナーとは理論ではなく膨大な実践によって身につくものであり、相手の立場に立つことに重きを置く対人コミュニケーションの総称。自分なりのアレンジもありうるし、慣習も大切。
印象に残った部分:後で加筆