「敏感すぎて苦しい」がたちまち解決する本

著者 :
  • 廣済堂出版
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331521229

感想・レビュー・書評

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  • 自分と相性の良いタイプや悪いタイプが載っていて参考になりました。著者さんは結構年配の方だということを知り、違和感なく読めたので驚きました。

  •  自分が教師をしているにあたり、「どうしてもっと子供たちを尊重しないんだろう」「大人にとって都合のいい子ばかり褒められるのはなぜ?」と同僚に疑問を覚え、それが積み重なりストレスになって休職することになってしまいました。
     たくさんの心についての本の中でも本書を読んで「自分がHSPだから、繊細な子供たちの心をキャッチできたのでは?」と前向きに捉えることができるようになりました。
     復職したら、もし続けられたら今度は自分の強みとして、子供たちが輝く未来を作るために支えられたらいいなと思いました。

  • あとで書く

  • 自分がHSPだと自覚した上で読みました。
    読んだら肩の荷が下りたというか、ホッとしました。

    ミスに弱かったり、態度の強い人に逆らえなかったり、自分のコンプレックス案件がたくさん出てくるのでドキドキしましたが、「これは能力が低いからじゃなくて、気質なのか」と分かったことで勇気が湧いてきます。
    そこを踏まえた上で、本書に書いてある対策をして、もう少しリラックスした人生を送りたいと思いました。

  • 自分はミラーニューロンの働きが活発なのとだということが知れてよかったです。

    悪い方にではなく、いい方に使っていきたいです。

  • 一番最初のページのはじまりの、
    話しいる最中に、ふと相手の表情がかわったことに気づき、「退屈しているかしら?」「わたしの話が面白くないんだろうか?」と不安になり、自信を失う。
    この一文で、そうそう!これ!と、思いました。
    私は人のちょっとしたことが気になり、相手のテンションが低かったり、表情がさえないと、私何か悪いことした?と、昔からいつも考えてしまうのです。
    今は職場で不満やイライラを態度に表し、扉をバタンと大きな音をたてて締めたり、物を扱うのにガシャガシャ音をたてる人にビクビクして胃がキリキリします。
    本書を読んで、まさに私はHSPだと確信しました。
    こんな自分の性分が嫌だったのですが、

    HSPは生まれつき感度の高いセンサーを持つため煩わされ、振り回されることもあるけれど、「高感度センサー」の取り扱い方を学びさえすれば、それは大きな能力や才能を生む最強の武器になる。

    これに少し救われました。

  • □感想
    著者自身もHSPで80代の著者にとって近年出てきたこの考え方に出会えたのは、私が30代で出会えたよりもっと驚きと感動が大きいことなんだろうと思った。今までHSP関連の書籍やカウンセラーはだいたい30〜40代が多く、この本の著者はご高齢ゆえに説得力や経験値が高いと思った。科学的根拠の提示は少ないが具体的にあるあると思い同感する事例がたくさん載っているため自分はHSPと自覚し自己理解を深め楽になる本だと思う。

    □読書メモ
    ・相性のいい人
    あなたの敏感さにいちいち反応しない。動揺しない精神の安定している人。清濁併せ持つ器の大きい人。これはいいこと、これは悪いこととすぐに批判せず見守ってくれる人。
    ・相性の悪い人
    自信たっぷりの人、権威のある人、かわいそうな人に弱く好き嫌いを判断するより先に感情が動く。自分はどんな人といると安心するか、人生に求めるものはなんなのかを考え相性を選ぶ。
    ・マイナスのカードを集めてしまう
    できなかったことや自分への否定的な評価がたまると、一種の歪んだ喜びさえもつようになる。恐怖や不安に直面すると快感を司る側坐核が若干反応する。快感を餌に自己卑下や自己否定が進む。
    ・かわいそうな人を見ると放っておけない
    相手との境界線が薄いため振り回される。
    ・直感的に恋に落ちる
    吊り橋効果。不安な時神経が高ぶると人はそばにいる人に頼り相手がそれに応えると簡単に恋に落ちる。HSPは不安に襲われることが多く機会が多い。

  • HSPの医学的な特徴がわかりやすい。HSPの悩みの多くは「言葉の捉え方」にあるんだそう。腑に落ちた感覚が何度もあった一冊。

  • まあ、説明は分かりやすいかな。
    でもザックリし過ぎてるような気がする。

  • 「繊細さん」という単語は最近よく目にするけれど「HSP」という言葉を目にしたのは初めてで「まさにこれは自分のことだ」と強く思った。太宰治を読んで自分のことだと感じる読者の話を聞いたことがあって、私は太宰治作品に対してそう感じたことがなかったのでよく分からなかったのだけれど、こういう感覚なのかということを実感できた。特に職場での人間関係において、勢いの強い人いに押されて、うまく振る舞えない自分を責めてしまい苦しくなるような場面が何度かあったれど、それは周りを尊重しすぎて自分の方を変えなくちゃいけないと思ったからだったということが分かった。「チョー敏感」=「目の細かい網」という説明はとてもよく理解できる。また、相手の気持ちを感じやすいのはミラーニューロンの働きのせいだという説明も納得。ストレスを感じたときに抗ストレス物質が出るらしく、そういうときの匂いをうちの奥さんに指摘されたこともあったが、そういう理由だったのか。

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著者プロフィール

1935年、静岡県生まれ。慶應義塾大学医学部卒、同大学院修了。医学博士。ニューヨーク州立大学助教授、浜松医科大学教授を経て、同大名誉教授。専攻は生理学。日本生理学会、日本臨床血液学会などの評議員も勤める。
89年、中国科学院より国際凝固線溶シンポジウム特別賞を受賞。
91年、ポーランドのビアリストク医科大学より名誉博士号を受ける。
血液学と生理学の分野で国際的な活躍をする一方、最新科学の成果を実生活に生かす具体的な方法を説いて幅広い読者をもつ。
著書には「40歳を過ぎても記憶力は伸ばせる」(講談社)「ウツな気分が消える本」(光文社)など多数。

「2004年 『定年後は「いきいき脳」を鍛えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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