HSPとうつ 自己肯定感を取り戻す方法

著者 :
  • 廣済堂出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331522233

感想・レビュー・書評

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  • HSP(チョー敏感体質)の人は、人間関係をはじめとする様々な刺激で消耗しやすく、鬱と誤診されることもある。自分が楽しいと思えることを続けて自己肯定感を高めることで、繊細さを活かして自分らしく生きられるという。自己理解、他者理解が深まった。

  • 当初、自分がHSPではないかと思っていたが、近いところはあるがそうではないらしいことが分かってきた。
    そうだとしても一般の人が呼んでも役に立つことが幾つか書いてあって参考になった。

    ・感情を大切に。素直に吐露することも大事。
    ・エネルギー・バンパイアからは距離を取ること。
    ・FOG(Fear、Obligation、Guilt)
    ・疲れたら「ぼんやり」することが大切。
    ・ウツは薬では治らないので、セロトニンは自分で作る。自分で自分の身体を触る、深呼吸、好きな人や安心できる人と話す、犬や猫や好きな人の写真を見る。
    ・気に障った言葉を受けたとき、素直に「なんでそんなことを言うの?」「どうしてそんな質問をするの?」と尋ねること。
    ・自分には関係ないので相手に合わせる必要はない。
    ・「自分が嫌い」という言葉は使わない。
    ・比較は自己肯定感を損なうのでしない。
    ・自分のネガティブな感情を無視しない。
    ・欠点を自分の持ち味だと大切にし、ネガティブワードをポジティブワードに変換する。
    ・「今この瞬間」というマインドフルネスを意識する。不安や恐れが生じたときは「呼吸」に意識を集中する。
    ・他人の考えや感情には責任を持てない、と考える。
    ・『困ったことは起こらない。全てが良くなる。』と考える。
    ⭐︎他人とは違う自分を最大限に活かすことが自己実現。

  • 【第5章】どんな悩みもたちまち解決する「自己肯定感」の魔法
    ●自己肯定感を育てる7つのステップ●
    ①自分にとって気持ちいいことをする
    ②楽しい、気持ちいいことに理由はないと知る
    ③自分が持っているものに目を向ける
    ④寝る前にアファメーションを行う
    ⑤ネガティブな感情は無理に否定しない
    ⑥欠点こそ大切な自分の持ち味だと認識する
    ⑦マインドフルネスを意識する

    【第6章】今感じている弱さ、つらさはあなたを救う才能です
    ●繊細だからこそ成功出来る
    「まねる」ことで学ぶ
    A.モノマネは得意だから伸ばそう(誰得w)

    ●自分を見つけて、生きづらさ→生きやすさに変えていく
    A.マインドフルネスが大事

  • 著者自身が長年うつ病に悩み、HPSという概念を知って、「自分は本当はうつではなくHPSなのではないか?」と思い当たったそうです。
    当事者であるからこその実体験に基づく話となっています。
    著者は80代、他分野での著書も多く、メディアにもよく出ている方のようです。医学博士とのことですが、ご本人の専門がどこなのか分かりません。
    HPSの本としては、残念ですがあまり好みではありませんでした。

  • 2019.08.17 読了。
    最近は本を読んでも集中できないか、頭に入ってこないことが多かったが、そういう状況でも非常に読みやすかった。
    帯文を読む限りは、うつとHSPを差別化してそれぞれ対処法を述べるのかと思っていたけれど、双方の見方を会得した著者だからこそ分かる「共通点」がとてもよくまとめられていた。

  • 他者に振り回されがちな人の症状、「HSP」について簡単に理解できるように書いてある。
    また、生きるコツのようなものも書いてあり、軽く読める。
    「うつ」という、ヘンな流行り方をした言葉のイメージの重みに参ってしまう人々を助ける、という意思が感じ取れる本。

    ただし、東洋医学的な視点は好みが分かれる。
    さらに、電磁波についての記述は相当怪しい。
    話半分に読む程度がちょうど良さそうだ。

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著者プロフィール

1935年、静岡県生まれ。慶應義塾大学医学部卒、同大学院修了。医学博士。ニューヨーク州立大学助教授、浜松医科大学教授を経て、同大名誉教授。専攻は生理学。日本生理学会、日本臨床血液学会などの評議員も勤める。
89年、中国科学院より国際凝固線溶シンポジウム特別賞を受賞。
91年、ポーランドのビアリストク医科大学より名誉博士号を受ける。
血液学と生理学の分野で国際的な活躍をする一方、最新科学の成果を実生活に生かす具体的な方法を説いて幅広い読者をもつ。
著書には「40歳を過ぎても記憶力は伸ばせる」(講談社)「ウツな気分が消える本」(光文社)など多数。

「2004年 『定年後は「いきいき脳」を鍛えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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