大谷翔平 奇跡の二刀流がくれたもの

著者 :
  • 廣済堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331523520

作品紹介・あらすじ

渡米から3年、日米どころか世界中の目を釘付けにする男になった大谷翔平。投打とも抜きんでた今年の活躍は伝説の二刀流ベーブルースをも凌ぎ、MVPが確実視されるほど。花巻東高時代からの大谷ウォッチャーであり、ドラフトを一大ジャンルに高めた著者が、アメリカでの進化の軌跡、そして自らの思いを渾身の力で綴った一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 後半面白くなってきた。

  • 第1章 アメリカ野球に追いつき、そして追い越せ!―プロ野球を進化させたのは誰だ!?
    日本球界の歴代ベストテン
    第2章 大谷の出現が日本野球を変えてしまった!―時代を転換させた凄い影響力
    高校、大学球界で見た大谷翔平の強い影響力
    大谷翔平が投打で見せた「内角攻略」と「内角攻め」
    21年夏の甲子園大会で見応えがあった1回戦の内角攻め
    2回戦でも続いた内角攻めと強打の2番打
    第3章 スラッガーの覚醒―記憶に残る46本のホームランの煌めき
    動きを極端に抑えた大谷流の打撃フォーム
    野球とベースボールは全然違う
    日本球界にもいた二刀流 31 試合連続安打の記録をつくった通算237 勝の鉄腕投手
    二刀流継続が不安視された2020年から一転、コロナの猛威を吹き飛ばす21年の好スタート
    センター中心だったホームランの打球方向が
    21年はライトに集中した
    イチローが素振りに込めた理想のスイングを
    大谷翔平が今メジャーリーグの舞台で再現している
    ライバルのゲレーロJrとタティースJrは
    佐藤輝明(阪神)と同年の早生まれ
    ゲレーロJrとタティースJrが、大谷とホームラン競争をするファン・ソトに熱烈アドバイス
    月間MVPに輝いた6、7月は記憶に残るホームランが満載だった
    ダイナミックなスライディングで小さいリードを補う大谷の盗塁術
    大谷のプレーを見ていると自然と笑みが洩れてくる
    第4章 剛腕の覚醒―トミー・ジョン手術と左ヒザ手術を乗り越え、剛腕ふたたび
    NFLやNBAのスーパースターといったプロスポーツ界の異業種が夢中になる大谷翔平の二刀流
    通算541本塁打のスラッガーとサイ・ヤング賞3度受賞の剛腕 二人のレジェンドが語るコンディション作りの難しさ
    大谷からホームランを打っているのは下位打線 さらに要注意は長距離タイプではない左打者
    チームトップの与死球10は積極的に内角を攻めた証
    指名打者とピッチングでベストナインの夢
    プレーだけではない 文字情報でも大谷翔平がテレビ画面を席捲した
    ”平成の怪物“松坂大輔が語る大谷翔平
    ”ジャパンのエース“山本由伸が語る大谷翔平
    大谷翔平投手のカモ&苦手
    第5章 大谷翔平のメジャー挑戦を踏み台に―日本球界に現れたスラッガーと剛腕
    打点王、島内宏明に見た大谷翔平のスタイル
    大谷翔平のメジャー移籍後に覚醒したスラッガー岡本和真と村上宗隆 
    阪神記事が氾濫する中でわかった佐藤輝明の存在感
    大谷翔平にとってただ一人と言っていい
    同期のライバル鈴木誠也
    メジャーリーガーを翻弄した 千賀滉大の”お化けフォークボール“
    すべての球種が勝負球になる山本由伸の迫カ
    大谷と同じ岩手から出現した佐々木朗希の怪物度

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著者プロフィール

小関 順二(こせき・じゅんじ)
スポーツライター。1952年神奈川県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。プロ野球のドラフト(新人補強)戦略の重要性に初めて着目し、野球メディアに「ドラフト」というカテゴリーを確立した。2000年より年度版として刊行している『プロ野球 問題だらけの12球団』シリーズのほか、『プロ野球 問題だらけの選手選び─あの有名選手の入団前・入団後』『甲子園怪物列伝』『「野球」の誕生 球場・球跡でたどる日本野球の歴史』(いずれも草思社)など著書多数。CSテレビ局スカイ・A sports+が中継するドラフト会議の解説を1999~2021年まで務めている(22年は入院で参加できず)。同会議の中継は20年度の衛星放送協会オリジナル番組アワード「番組部門中継」の最優秀賞を受賞。15年4~7月に、旧新橋停車場 鉄道歴史展示室で行われ好評を博した「野球と鉄道」展の監修を務める。

「2023年 『2023年版 プロ野球 問題だらけの12球団』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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