もぐら屋化物語~用心棒は迷走中~ (廣済堂モノノケ文庫)

著者 :
  • 廣済堂出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331615249

作品紹介・あらすじ

国をしくじり、女にふられ、財布を掏られて途方にくれる不遇の脱藩浪人・楠岡平馬は空腹に耐えかね行き倒れ寸前で内藤新宿に辿り着く。畳み掛ける不幸に「人間辞めたくなっちゃった」と呟いたその時、目の前に今にも朽ちそうな旅篭が現れた!そこは百年生きた大土竜「ムグラ様」が守る、妖怪たちの集まる宿だった。宿を狙うモノノケから幼い女将・お熊ちゃんを守り、一宿一飯の恩を返そうとする平馬だったが…。個性的なキャラクターと多彩なモノノケが登場する、のほほんモノノケ小説。

感想・レビュー・書評

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  • なんとなく買ってみた本
    買ってみた、ってところがわたしなりの低評価につながるというなんともケチくさいはなし・・

    もぐらの化け物がすみつく少女が営む宿にころがりこんだ浪士のすったもんだ化け物語

    あねごとキツネ&タヌキの子分とか
    なぞの菩薩の微笑みの女の子とか
    いやといえないけど腕はそこそこ立つ浪人とか

    なんかキャラがイマイチ~
    話も新鮮さはとくになく

    なんで女の子は(名前わすれた・・)化け物好みの宿に(本能的に)するのかなー
    そのへんがよくわからない
    そういう趣味なのか

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著者プロフィール

1978年生まれ。埼玉県出身。2005年「KAPPA-ONE登竜門」より『時を編む者』でデビュー。以来、ファンタジー小説や時代伝奇を執筆。近年は積極的に時代小説を手がける。著作に、『ヤマユリワラシ―遠野供養絵異聞―』『けものよろず診療お助け録』『屋根裏博物館の事件簿』など。本書は熱血師匠と筆子の交流を描いた傑作人情小説。

「2023年 『走れ走れ走れ 鬼千世先生と子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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