棘(おどろ)の闇 (廣済堂モノノケ文庫)

著者 :
制作 : 解説 井上雅彦 
  • 廣済堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331615935

作品紹介・あらすじ

一休宗純が、「三世仏図」という絵を周防徳山の寺院へ届ける途中、刀根という遊芸人と出会い、瀬戸内海に面した庄に寄り道したときのこと。庄に入ろうというとき、突如おびただしい量の血が空から落ちてきた!次いで、「いつまで!?いつまで!?」という女の甲高い喚きも空から聞こえる。一休が見上げると、空に留まる異様な雲の中心から巨大な翼が現れ…。庄でのおどろおどろしくも奇怪な出来事の謎を一休が解決する「醜い空」など、著者独壇場のホラー作品5編を収録。

著者プロフィール

一九五六年、北海道生まれ。東洋大学文学部仏教学科卒業。
国書刊行会に入社し、ラヴクラフト作品などの企画出版を手掛ける。八六年、『魔教の幻影』で小説家デビュー。オカルト・伝奇小説を中心に幅広く執筆し、近年は室町時代を題に取った作品を精力的に発表している。二〇〇五年、短編「東山殿御庭」が日本推理作家協会賞候補。アンソロジストとしても高い評価を得ている。

「2023年 『一休どくろ譚・異聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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