本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784333023820
感想・レビュー・書評
-
良寛を紹介しながら鶴太郎さんが自分のことなどを語るエッセイ。
鶴太郎さんってあまり好きではありませんでした。コメディアンとして活躍していた頃はおもしろくて好きだったんですが、その後ボクシングをやったり芸術家きどりででてきたり。なんかかっこつけてんなー、って感じでいけ好かない感じでした。しかし本書では、TVの先端から一歩ひいてこうした生活で感じた不安など書かれており、等身大の人間、鶴太郎、が感じられて少し好きになりました。鶴太郎さんは五十の頃、人生に対する不安をふつふつと感じるようになりうつ状態であったとき、良寛さんとの出逢いがあり、その書や詩などの魅力に取り付かれていったそうです。良寛さん、好きな人多いですよね。あのナチュラルな生き方に憧れる人、多いのだと思います。優しい気持ちになりますね。恐らく日本の人気僧、Best 5とかあったら、ラインインするのではないでしょうか。私も好きです。
随所に良寛さんの詩や書が載っていて、おしゃれで、良寛さんの入門書としても良い本だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示