何があっても生きる―孤立・貧困・自死の連鎖を断つ

  • 佼成出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784333026104

作品紹介・あらすじ

生死の闇に対峙する男達が見た、被災地・差別・暴力・孤立死のリアルな"現場"。繰り返される悲しみ-これは日本の縮図だ。

感想・レビュー・書評

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  • とても重い内容だが、都合の悪いことから目を逸らし続けるままでいいのか。メディアでは決して報道されることのない、被災者同士の対立やボランティアへの不満。
    死をよく考えることが、生をよく考える事にも繋がる。
    直葬という単語だけは知っていたが、意味は知らなかった。こんなドライなままでいいのか。
    宗教は結局今まで何をしてきたのか。

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著者プロフィール

1956年大阪西成で在日韓国人として生まれる。父親の愛人宅を転々として育つ。闇金融などの裏の社会で生きてきたが、1990年に天台宗の大阿闍梨酒井雄哉師と出会い得度。2000年、白血病ウイルス保菌者と判明。人生を180度転換し、世のため人のために生きることを決意。「13年したらワシに報告しに来い」という酒井師との約束を果たすため活動に尊心。2002年、新宿駆け込み寺を設立し、以来、2万人以上の人々の悩みの救済を行ってきた。しかし、弟子の報告を受ける前に酒井師は逝去。

「2019年 『大阿闍梨 酒井雄哉の遺言 師弟珍問答』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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