あたりまえでいい: ぐうたら和尚の日々これ好日

著者 :
  • 佼成出版社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784333027101

作品紹介・あらすじ

学生時代の不眠とノイローゼ。出家するも八年間の放浪、そして一からの再修行…。後に、大本山總持寺貫首、曹洞宗管長とあまり「あたりまえ」でない立場に就いてしまった"坐禅の虫"の物語。ゆったり、のんびり、遠回り。それもまた、意味があった。「渋柿も、いつかは熟す」ネコ寺の和尚さんが、たどりついた「毎日を楽」に生きる秘訣とは…

感想・レビュー・書評

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  • 肩書としてはかなり偉い人なんだけど、僧侶としての道のりはいたってマイペース。

    坐禅が好き、というだけの想いがそのまま人生の指針となり仕事となったという感じで良い意味で流れに身を任せていったんだろうなと感じました。

    「言葉で、いろいろ考えるくせから離れて「からだで実感して生きる」ことが最高の生き方です。これを仏道、と言うべきです。」という言葉は非常に素晴らしいですね。

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著者プロフィール

1927(昭和2)年宮城県生まれ。海軍兵学校76期。東北大学卒業。1953(昭和28)年、渡辺玄宗禅師について禅門に入る。その後8年間、井上義衍老師に参禅し、修行する。福井県武生市・瑞洞院住職、石川県金沢市・大乘寺住職などを歴任し、1998(平成10)年、神奈川県横浜市・大本山總持寺貫首、曹洞宗管長に就任。2002(平成14)年、貫首、管長の公職を辞し、石川県輪島市・總持寺祖院住職を経て、現在、福井県越前市・御誕生寺住職。「ねこでら」として観光スポットになっている。

「2017年 『心配しなさんな。悩みはいつか 消えるもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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