- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784333028030
作品紹介・あらすじ
2人の絵本作家、植田真とnakabanが互いの物語に絵を描いた、いままで出合ったことのない画期的絵本。今作『みなとまちから』(nakaban・作/植田真・絵)の世界につながっている、もう1冊の絵本は『とおいまちのこと』(植田真・作/nakaban・絵)。また、本作中の「山の切手が貼ってある封筒」と次頁の「夢の中の絵」はnakabanが描いています。2つの世界が交差するとき、物語が静かに広がっていきます――。ぜひ、2つの世界を自由に行き来しながら楽しんでみてください。
感想・レビュー・書評
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曇った「みなとまち」に到着したのは、旅をするきつねさん。曇り空や湿った風や静かなグレーの風景を楽しんでいるのが素敵です。旅慣れているのですね。「晴れてたらいいのに」とか言わない。
松尾芭蕉もこんな旅に生きていたのかもしれませんね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
静かで穏やかな、映画や文学のような味のする絵本。
淡い水彩のタッチがやわらかくて、何度も読み返したくなる。
もし旅先に一冊持っていくとしたら、この絵本かな。 -
数年前にURESICAさん(@uresica )で2人展をされていて……残念ながら行けなかったのですが、その時の2冊の絵本!
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2人の作家さんが文と絵を入れ替え手がけた画期的なもの!
それぞれに1部分だけ本人の絵があり、妙に引っかかる内容が、もう1冊を読むことでなるほど〜と納得!2つの絵本の世界が交差する時、物語が広がり、立体的に感じるのです。
もちろん独立した本としても楽しめますが…。
#みなとまちから
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#nakaban 作
#植田真 絵
#佼成出版社
#とおいまちのこと
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#植田真 作
#nakaban 絵
#佼成出版社
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本をとじても余韻が楽しめ、とても落ち着く絵本です。
紅茶のカン
山の切手の貼ってある封筒
ピンク色の貝殻
不思議な夢の中の絵
どれをとってもお二人の絵と「手紙」という存在が、時空を越えて穏やかな心を呼び戻してくれるような……そんな気持ちになります。
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是非2冊一緒に読んでみて下さい。
キツネのさすらいの旅人感がなんとも言えず……そのお友達の「ぼく」はいったい何歳?と私にはクスクス感も残ります、笑。
1冊読むともう1冊へ、そしてまた最初の1冊へ……行ったり来たりしながら自分も旅人になったようです。
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#絵本K-
はじめまして。
こちらの絵本は図書館でたまたま見かけて手に取ったのですが、2冊で一組だったんですね。
全然気付かなかったので、こちらで知るこ...はじめまして。
こちらの絵本は図書館でたまたま見かけて手に取ったのですが、2冊で一組だったんですね。
全然気付かなかったので、こちらで知ることができてよかったです。
雰囲気の違うページがあると思っていたら、そんな遊び心があったとは!
もう一冊の方もぜひ読んでみたいと思います。2022/07/16 -
ありがとうございます!是非探してみて下さい。何度も2冊をめくっては閉じ…と繰り返してしまいますありがとうございます!是非探してみて下さい。何度も2冊をめくっては閉じ…と繰り返してしまいます2022/07/16
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2022/07/16
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5歳9ヵ月
〈親〉
絵が好き◯
内容が好き ◯
今回は早すぎた。いつかまたよんであげたい
〈子〉
初回からくいつく◯
何度も読む ◯
その他
とても素敵なタッチで描かれた静かな物語の絵本。
もうすぐ6歳の息子にはむかないかな…、と思っていたけれど、
何度もひとりで読んでいた。
予想外。 -
静かな心で読む大人向けの絵本。
みなとまちを訪れた“ぼく”と一緒に浜辺を歩き、細い道に迷い込み、お店で雨宿りをしてウトウト、海の夕日を見送り夜を迎える……しばし海辺での穏やかな時間を自分も過ごした気分になった。
無性に海が見たい。旅情がかき立てられる。