デパ地下仕掛人 (光文社新書 39)

  • 光文社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334031398

感想・レビュー・書評

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  • デパ地下の事例を通して、逆説的に改めて組織の官僚化が問題だと実感。川上から川下まで一担当者が責任を持ち次々に新たなチャレンジをすることがもたらす可能性は大きいと思えた。オンリーワンの百貨店を目指す姿は素晴らしい。

  • デザート情報に精通した人たちに話を聞いてみると、話題に良く出ているのが「プランタン銀座」のデパ地下である。たしかに、雑誌などでよく取り上げられているお菓子や、過去に流行したデザートを思い出してみても、プランタン銀座発のものが多い。そう思っていたところ、プランタン銀座のデパ地下には「カリスマバイヤー」なる存在の人がいることを知った。つまりは流行デザートのしかけにんである。本書はそのバイヤーに注目しプランタン銀座の地下がなぜデザートの流行発信基地になりえたかを書いたものである。

  • プランタンのデパ地下が仕掛けてきたマーケティング戦略が解ります。少し古い本ですが過去のブームのネタバレとしても充分楽しめる。

  • [ 内容 ]
    デザート情報に精通した人たちの話を聞いていると、話題によく出てくるのが「プランタン銀座」のデパ地下である。
    たしかに、雑誌などでよく取り上げられているお菓子や、過去に流行したデザートを思い出してみても、プランタン銀座発のものが多い。
    そう思っていたところ、プランタン銀座のデパ地下には「カリスマバイヤー」なる存在の人がいることを知った。
    つまりは流行デザートの仕掛人である。
    本書はそのバイヤーに注目し、プランタン銀座の地下がなぜデザートの流行発信基地になりえたかを書いたものである。

    [ 目次 ]
    第1章 デザートブームはデパートから
    第2章 「プラ地下」と「カリスマバイヤー」
    第3章 仕掛人の発想
    第4章 流行のデザートはこうして作られる
    第5章 プランタン銀座の発想
    第6章 仕掛人・発想の原点
    第7章 デパ地下の未来、デザートの未来

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 流行を生み出す、とはどういうことか。

  • 興味ない部分はとばし読みしたので1時間ちょっとで読破しました。
    まぁいわゆるデパ地下でのヒット商品の話やバイヤー自身のお話しでした。

    興味深かったのは、
    ・マニアにとって次々に提供される情報を征服する喜びも一つなのである。
    ・頭が空っぽの状態で歩いていると、思いつくことが多いですよ。
    ・3つのコンセプトを軸に商品を仕入れる。

    以上の話だけでした。
    古い本なので、まぁパラパラ読む程度が楽でした。

  • デリカと思いきや、スイーツ中心です。なかなか懐かしい。
    ティラミスに、クレーム・ブリュレ、ナタデココにベルギーワッフル。
    クイニーアマンは知らないぞ。
    さらに、プランタン銀座とそのカリスマバイヤーに終始しますが、10年周期説などなかなか楽しめた。

  • プランタン銀座のデパ地下デザートカリスマバイヤーを、色々考察してます。
    半歩先を行く流行仕掛け人は、洗練された嗅覚と間口の広い好奇心と、そして謙虚さと運と才能と・・・実に楽しそうなお仕事でした。

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