ホンモノの温泉は、ここにある (光文社新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334032753

感想・レビュー・書評

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  • 温泉法の矛盾を利用した詐欺を働いてる温泉が相当数あると聞いて、昔親に連れて行ってもらった旅館がえらく気に入ってしばらく旅館を経営したいと思っていた小さな頃を汚されたような気がしてなりません。政治も大事ですが日本の文化として最低限信頼できる温泉を作るため情報公開に関する法を整備した方が良いのでは?ぜひ温泉を楽しみにしている外国人の方に読んで頂きたい。

  • 日本人必行の書。心と体を癒してくれる、神様からの贈り物、ホンモノの温泉を頂きに行こう。人生、いや、生物全てが幸せを感じる力がここにある。暇とお金がなくともそうしよう。さあ明日から有休を一ヶ月取り、家族3巡りの自炊湯治はいかが。宿はテントで良いだろう。その価値はある。ハードルが高いと思われるなら、まずは近所の銭湯に通う事をオススメする。選ぶ時、最低でも水風呂がなければ、価値は半減する。実は浴場組合の銭湯であっても、稀に源泉100%掛け流しが存在する。近所にあるならラッキーだ。風呂より銭湯、銭湯より温泉が好きな人なら、知っておくべき知識と歴史が記述されている。

  • この方の本は初読み。で、ああ私ホンモノの温泉には入ったことないのかも…と思った。

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著者プロフィール

文学博士・医学博士。札幌国際大学観光学部教授(温泉学、観光学)、モンゴル国立医科大学伝統医学部教授(温泉健康医学)。旅行作家、崇城大学客員教授(温泉学)。
1949年北海道洞爺湖町洞爺湖温泉生まれ。東京外国語大学大学院(修士課程)、モンゴル国立医科大学大学院(博士課程)で、第三世界の文学、モンゴル学、温泉医学等を学ぶ。日本で初めて温泉を学問としてとらえ「温泉学」という分野を切り開いた温泉教授の異名で知られる温泉学の第一人者で、温泉文化論、温泉観光学から温泉医学まで活動範囲は多岐にわたる。現在、国際的な温泉学者として活動する一方、国内では精力的に全国各地の温泉地再生の指導を行っている。
「温泉は生きている」という概念のもと、「源泉かけ流し」という言葉を造り啓蒙・普及、及び理論の構築に努め、全国各地の「源泉かけ流し宣言」を主唱。現在まで入湯した温泉は4600湯を超える。
著書に「温泉教授の温泉ゼミナール」「これは、温泉ではない」「温泉教授の日本百名湯」(以上、光文社新書)、「江戸の温泉学」「温泉旅館格付けガイド」(以上、新潮社)、「温泉教授・松田忠徳の古湯を歩く」「温泉維新」(以上、日本経済新聞出版社)、「温泉力」(ちくま文庫)、「美人力を上げる温泉術」(講談社+α文庫)、「新・日本百名湯」(日経ビジネス文庫)、「松田教授の温泉道」(中西出版)、「一度は泊まってみたい癒しの温泉宿」「温泉に入ると病気にならない」以上、PHP新書)など、130冊以上あり、温泉関係の著書はアジア諸国で翻訳出版されている。
他に、DVD「温泉教授・松田忠徳の日本百名湯」全10巻(日本経済新聞出版社)、ニンテンドーDSソフト「全国どこでも温泉手帳」(マーベラスエンターテイメント)もある。

「2011年 『北海道の観光を変える!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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