- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334033743
感想・レビュー・書評
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これ、前半のルポっぽい文章、あまりに一方的すぎるなあ。あと都合の良い解釈をしすぎているように読める。
ただ新たな概念はそれなりに理解できたし、後半の実践編みたいなのは役に立ちそう。やってみたいが、どこまで続くやら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
松井秀樹選手などが取り入れているというPNF。単純なウェイトトレーニングではなく、そのスポーツにおける筋肉の使い方やその選手のフォームについて細かく動きを分解した上で一つ一つの筋肉を鍛えていくトレーニング方法です。スポーツ科学では最先端の分野ですが、駒大苫小牧高校野球部がこのトレーニング法を取り入れている、ということで読んでみました。いままで常識と思われているものの中にどれほど根拠のないものがあるか、という部分だけでも面白い本です。
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PNFについてかかれた本。
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やってみたくなります。
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PNFに興味があり読んでみたが、巨人軍が旧態依然としているとか、高校野球がどうとかいうのは、全く興味がないしはっきり言って邪魔。
5章以外は不要。 -
[ 内容 ]
松井秀喜、野茂英雄、若乃花、貴乃花など、数多くのアスリートの体調管理を行い、“メイクミラクル”“メイクドラマ”時の読売巨人軍を陰で支えた市川繁之と、駒大苫小牧の躍進を医学面からサポートした鈴木克憲の二人が、スポーツパフォーマンス向上や肉体管理に絶大な効果を発揮するPNFの一端を、わかりやすく語る。
[ 目次 ]
第1章 読売巨人軍でのPNF(脳のウエイトトレーニング;リハビリテクニックのスポーツへの応用 ほか)
第2章 駒大苫小牧を支える肉体管理(練習風景;スランプになるわけ ほか)
第3章 PNFとはどういうものか(運動の仕組み;人はどう歩いているのか ほか)
第4章 PNFの考えを応用した運動法(ニュートラルな骨盤の位置;肩関節のニュートラルな位置 ほか)
第5章 PNFの考えを応用した個人トレーニング(重力と体重を利用する;骨盤のニュートラルな位置の維持 ほか)
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
斬新なトレーニング。
もっとアスリート向けに書いてほしかった。 -
運動(スポーツではないですよ)の学習プロセスを4段階に分類すると、1)構造レベル2)活動レベル3)機能レベル4)オートマチックレベル という具合になるらしい。そして『感覚受容器に直接働きかけるPNF、あるいは継続的な反復動作は、ある動作をオートマチックに行うことを、脳に記憶させることができる』という。運動神経がよい人、手先が器用な人は脳のはたらきもさることながら、適切な訓練のタマモノでもあったかと納得。スポーツに限らず多種多様な動作を経験することで、頭と体が相互作用しながら新しい動作にも比較的早く「慣れ」ることが可能というもの。医療現場での応用の話は刮目。後半のPNF応用の運動(スポーツですよ)法や個人トレーニング法はぜひ次作で詳しく紹介して欲しいものです。まずは自然な=ニュートラルな姿勢を実践してみようか。
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「脳が汗をかいている」この表現に引かれて購入。
スポーツにおける動作は非日常的であり、その習得にはあくなき反復と同時に正しいトレーニングが重要となるのだが、その方法論として脳と筋肉とのリンクをこれほど強調した本はなかなかないのではないだろうか?「身体に覚えさせる」という言葉はあるけれども「脳に覚えさせる」という言葉はない。脳は、知識的なものだけでなく肉体的な動作も記憶、自動化することができるのである。
ただ、新書だけあって内容が薄い。トレーニング方法も多少載ってはいるが素人が実践できるものではないような気がする。