- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334035419
作品紹介・あらすじ
日本の神々、信仰のルーツをもとめ、神社・霊場をめぐる旅へ誘う一冊。
感想・レビュー・書評
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「信仰」の元は何だったのか。なかなか興味深かったです。
神と仏を一緒くたにしたら怒られますが、でも本当は一緒だったのかもしれません。 -
世界遺産からローカル遺産まで、列島各地の神社霊場を探訪するなかで、いろいろなことが見えてくる。
たとえば、伊勢神宮の創建よりより出雲大社のほうが早かったとか、日本の神様はヨコ並び がお好きとか、神社は神様に至るための中継センターであるとか、いまは神社とお墓は相いれない形になっていることが一般的だったがかつては隔てはなかったとか、目から鱗が落ちる発見があって、とても面白い。
臨場感にあふれており、神社を訪れた時、どういうポイントを押さえたらいいかがよくわかったのが収穫でした。 -
日本の神社や霊場がどのように成立したか、を読み解いていきます。一番重点を置いているのが足を使って実際に参拝してみること。それも本殿だけ参拝するのではなく、外宮や鳥居から本殿を眺めてみる。そこで感じた違和感や疑問を素直に読み解いていく。
取り上げられているのは出雲大社や住吉神社などです。
また信仰心を集めるという点では「霊場」も同じ、ということで高野山や恐山も取り上げています。
どのようにその場所で信仰が成立したのかわかりやすく説明します。-
神社や霊場はその立地を見ることが大事なポイントなんですね。
著者による場所の秘密の読み解きがスリリングで面白かったです。神社や霊場はその立地を見ることが大事なポイントなんですね。
著者による場所の秘密の読み解きがスリリングで面白かったです。2010/03/12
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神社や霊場のルーツは建物などではなく、山・川・岩・海など自然の依り代であることを、現地に行って確認してきたという本。
著者は、割と「雨男」なのかも…というのが感想。 -
アニミズムに根差し、万物に霊魂が宿っていると考えて、日本の霊場神社22か所を紹介したもの。北は恐山、南は斎場御嶽、古神道のルーツ・三輪山大神神社に兵庫・生石神社などを紹介。自分が行った経験のある場所が12。想像は膨らむばかり。