チャンピオンズリーグ決勝 バルサ対マンU 「世界最高の一戦」を読み解く (光文社新書 453)
- 光文社 (2010年3月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334035570
感想・レビュー・書評
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最近、精力的に本を書いている杉山氏の著作の1つ。
4-2-3-1がとてもよかったのだが、この本はCL決勝の1試合をぬきだしてはいるが、他にもいろいろな試合を引用にしている。
結果的に、バルサの勝利は論理力の勝利でもあったが、わざわざ1冊書くほどのことかといえば、ちょっと疑問もある。0トップ、ワイドに張ったFWなど、戦術は相対的に進化することがわかる本だった。
同じ著者の4-2-3ー1を読んだ人には復習的な要素が大きいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
杉山サンの考え方はサイド一辺倒なのでちょっと意義ありですが、
この一戦のレポートに関しては唸らざるを得ないものがありました。
この本を見てからW杯を観戦すると、メッシとロナウドのプレーエリア、守備意識、相手の対応などはナルホドと感心させられるものがあります。
つまり、
ゴールというのは偶然の産物では決してないということ。スーパープレーヤーの陰に穴があるということ。フィールド上の選手22人を差別なく観戦することでゲームが違った見え方をするということ。
サッカーは理系の視点で見るのが吉だと思います。 -
まだ2ndレグが残ってはいるけど、今年の決勝はほぼバルサvユナイテッドで決まりだろう、ということで、一昨年と同じ対戦なので、復習の意味で読んでみました。
あのときはエトーという非常に戦術理解が優れたFWがいたけど、今回のバルサだとそれを担うのは誰なのか?ビージャにそこまでは求められない気がする。最近は調子落としてるし。当時のアンリの代役はペドロになるのか?メッシを右サイドではなく真ん中で使うならそうなるんだろう。ペドロはあのときのアンリよりは正直言ってコワイ存在。バルサに珍しく、存在を消せるプレイヤーなので。
ただ、あのときほど連携がスゴイ気はしないんだよな。ファーギーが二回同じ間違いをするとも思えないし。
今回のユナイテッドの出来からすると、チチャの先発は堅いな、あとギッグンも。バレンシアもスタメンだと思うけど、パクとナニのどちらを選択するのか?スコールズは一発退場があり得るので使わんだろうな。とすると、キャリックとフレッチャーのどちらで行くのか?
ま、どちらにしても、今回は魂売り渡して、ユナイテッドを全力で応援。 -
08-09シーズンUEFAチャンピオンズリーグ決勝・バルサ対マンUを通して、当時の世界サッカーの動き、標準を考察する。事実上のクラブチームNo.1はこのCLで決まると言っても過言ではない。世界各国の優れた選手が、各クラブチームに分散して対戦する。2022W杯カタール大会決勝トーナメントでの延長、PKによる勝敗が目立った。クラブチームの選手が、それぞれの国に所属して対戦する……国レベルでは実力が伯仲してしまう原因になったのでは、と思えてならない。
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蔵書⇢処分
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2012/11/12
復路 -
☆☆$$結構面白くすぐ読めた。$$著者は覚えがあり、とても読みやすく論理的であった。$$以降、チャンピオンズリーグにも注目しよう。
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日本代表、ユーロ開催に伴って読んでみた。筆者の自己満(笑)
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一つの試合に焦点を当てているありそうでないタイプの本。
実際にこの試合のバルサは凄まじかった。
試合を見た人ならおすすめ。 -
サッカー好きはとりあえず読みましょう。という感じ、最近流行のワイド2トップの意図がよくわかった