- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334036898
感想・レビュー・書評
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概ね易しい内容なので全体的に物足りなさを感じたけれど、頭の良さ悪さ以前に、自分と認知特性がまったく違う他人がいるってことは勉強になった。
自分は同時処理人間なので、説明する時に頭から順を追って説明されるのが苦痛だったけれど、その方が理解しやすいって人もきっといるんだなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2022.5.1
6年ぶりたぶん2回目の読了。読んだことある気がするなぁと思うくらいには内容を知っていた。でもちゃんと覚えてはいなかったので、復習になったかなと。
人間どうしても得意不得意のでこぼこがあるので、それをどうやって補うかを考えるにはいいと思う。10年前の本なので、色々と変わってきていそうでもある。 -
書かれたのは2012年だけど、2021年10月にもまだ重版を重ねているロングセラーの新書。個人的には、メインタイトルよりも、サブタイトルに入っている『認知特性』の6つのパターンがポイントだと思う。
物事を認識するときに、視覚か聴覚か言語のどれが優位なのか、それによる得意不得意の詳細が書いてあって、今まで『暗記に効くのはこのやり方』など1つしかやり方を知らなかった分野でも、もっと多様な認知のし方がある。
また、あくまで『特性』であり、後天的に伸ばすことができる点、複数の尖った認知特性を掛け合わせることで人生の可能性が広がる点も面白かった。 -
認知特性による行動や捉え方の違いがよくわかったが、少し極論すぎてる気もした。ただ、自分が捉えていることが絶対ではなく、人それぞれの捉え方があると科学的に学べたことは有意義だと思う。
まずは子供たちがどれにあたるか観察することから始めたい。
また、本書付属の診断は集計がめんどくさいが、ネットで集計もしてくれる診断があるのでそちらを、使うのがおすすめ。 -
研修で特性の違いについて聞いて興味をもち、購入。
職場の人たちとテストしましたが、面白かった。
タイトルで損してる気がするな〜
そして自分はめちゃ偏ってました。笑
子どもの姿も思い浮かべながら読んだりしつつ。。 -
身近な事例が多く取り上げられていて、理解しやすかった。能力の説明だけではなく、後天的にも鍛えられることと、その能力の伸ばし方が具体的に書かれているのが良かった。子供が生まれたらまた読み返して、このテストをやってみたい。
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小児科でよく使われる知能検査WISC-IIIのことを知りたいと思い読みました。知能と聞くとIQを連想してしまいますが、この検査は
個人の総合的、全体的能力が測れ、個人の性格も含め課題に対する意欲も測れるとのこと。
WISC-IIIで測れる20の能力と3つの認知特性の特徴を合わせてみていくと、個人の個性をどう活かしていけば良いかがわかってくる
自分が苦手とする能力は、どんな能力が足りなくて苦手なのか解説されているところが興味深かったです -
頭の良さ、というか人の才能、特性は脳機能の観点からどのように分類されるのか?それは幼児期からどのように発達するのか?持って生まれた特性をどのように生かし、足りない部分はどう補えば良いのか?といったことが書いてある一冊。
恐らく子供のいる親を想定した一冊。おっさんが読んでも手遅れ感は否めない。そんな簡単に人間をパラメータで分析できないだろう、されてたまるか、とも思う。 -
面白かった。自分の場合、テストを数か月空けてやったら1回目と2回目で結果が少し変わっていたのは気になっている。
以下はメモ:
2回目
・画像(3次元)
・聴覚(音)
・言語(映像)
1回目
・画像(カメラアイ)
・画像(3次元)
・言語(映像) -
中学3年生の私にプレゼントしたかった本。
著者が小児発達医のため育児本に近い内容だったが大人でも役に立つだろう。