夜の終りに (カッパ・ノベルス)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334072469

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  • 「著者の言葉」より「「夜に迷って」」から三年後の物語である。 思いがけない出来事から、過程が崩れていった前作をのりこえて、強く成長した娘・有貴を中心に、すべてを精算するときがやってきたときの、様々な人間模様を描いてある。この二作品の主題は人の「弱さ」だと言っていい。「弱さ」にこそ人間らしさが現れる。弱いからこそ人は愛を信じようとする。ー様々な弱さのどこかに、読者が自分自身を見いだしてくださるように祈っている。」 特に男性の弱さが描かれている。女性は比較的強め。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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