征馬孤影・風塵乱舞 ―アルスラーン戦記(5)(6) カッパ・ノベルス (カッパ・ノベルス アルスラーン戦記 5・6)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 534
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334075316

作品紹介・あらすじ

パルスの王都・エクバターナ奪還を目指し、進軍を始めた王太子・アルスラーンに、北方の強国・トゥラーン軍急襲の報が入る。居城・ペシャワールに反転したアルスラーン軍は、なんとかトゥラーン撃退に成功するが…。一方、銀仮面・ヒルメスは自らの正統を確たるものにせんと、パルスに伝わる宝剣・ルクナバードを手に入れるため、魔の山・デマヴァンドに向かっていた。さらにエクバターナでは、虜囚の身から脱出したパルス国王・アンドラゴラスが、ルシタニア王弟・ギスカールを人質にとり、王都脱出を図る!超絶ヒロイック・ファンタジー小説、驚天動地の第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • エクバターナを脱出した父王により軍権を取り上げられ1人南方へ追放されるアルスラーンもちろん征馬孤影とはならずに彼を慕う者たちが続々と集う訳ですがの5,6巻

    いやあそりゃ時間かかるよね
    歴史絵巻だもん
    膨大な登場人物を書き分けそれぞれにあったエピソードを用意してナルサスの鮮やかな計略を考えて時系列的にも地形的にも整合性をとってとなると…
    合間に他の作品も書いてるし

    ほんとありがたいありがたい

  • どんどん面白くなるな・・・追放されたあとに7人と一羽が揃うシーンかっこよすぎやろ・・・エクバターナに向けて全員が集まってくる感じ、これはやばい!めっちゃワクワクする

  • [墨田区図書館]

    なんと懐かしい!
    図書館で銀英伝の特集コーナーを見つけ、久しぶりに懐かしいと思い読もうと思ったが、、、、"黎明伝"などよくわからない副題?副シリーズ?にどの順に読めばいいのかがよく分からず調べてから読み直そうと断念。

    でもそのきっかけで、昔懐かし小中時代に読み漁った田中芳樹シリーズのうち、まずはアルスラーン戦記から読み直そうと読み始めてみた。

    このシリーズは昔読んだ「角川文庫」シリーズと異なる、光文社発刊による「カッパ・ノベルス」シリーズで、既刊の10巻を2巻づつまとめたもの。とりあえず昔のワクワク感を味わいたくて何も考えずに第一部の終わる8巻あたりまで読み進んだが、11巻から2巻編成でなくなるらしい。

  • なかなか一筋縄にはいかんね。という話。

    戦力が整って王都を奪還に向かった矢先に、他国に攻められ、挙句に父王に何もかも取り上げられたアルスラーン。まあ、双六で言うと、3マス戻るくらい。

    ただ、昔からこの辺の展開が好きで、繰り返し読んでた。

    さて、そろそろ前半戦もクライマックス。

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    アニメ2期はこの巻までになっている。3期が放送されることを楽しみにしよう。
    アンドラゴラスが王都を脱出し、ペシャワール城まで単独で脱出してくるあたり、通常よりは優れた王なのだということがよく分かる、一方でインノケンティウスとの一騎打ちはアニメでは省略されていたな。
    アンドラゴラスが帰還したことで王太子は南方へと追放みたいな扱いとなったわけだが、一時的に王国軍を率いていたという事実は各将軍に大きな影響を与えているようだ。また、トゥラーン人のジムサとパルス人のザラーヴァントがアルスラーンのもとへ駆けつける様子はなかなかに面白かった。
    以前にダリューンとナルサスが会話していた。戦った国の戦士を仲間にするという笑い話が現実的になってきたのかもしれないな。
    一方でトゥラーンのイルテリシュが魔道士に殺されたり、魔の山で宝剣ルクナバードを掘り起こしたことで不可解な現象が起きたりと何が起きることやら気になるところだ。

  • エクバターナに向かおうとしたところにトゥラーンの強襲。ようやく一段落と思いきや、まさかのアンドラゴラス戦線復帰!ヒルメスはヒルメスで新王を名乗りだし、アルスラーンは蚊帳の外状態。しかし、アルスラーンの忠実な部下達がそんな状況に甘んじるわけもなく、着々と準備を進めていく。
    果たしてアルスラーンは、エクバターナを取り戻し、パルスの王となれるのか。父や兄(?)との関係はどうなるのか。かなり熱くなってきたところで次巻に続く!

  • 図書館で借りた。ほうほうこういうことでしたか

  • クバードといい、同僚に優しいな。

    あぁ、もう、なんで、そこに現れたのタハミーネ様!出生の秘密が気になってもう。

  • 160601読了。
    少しずつ地盤を固めていく殿下。
    王者の風格が出てきたなぁ。

  • アンドラゴラス王の王都脱出によりアルスラーンはパルス軍を一人離れ、南のギランを目指す。従うのはダリューンやナルサなど始めのメンバーのみ。始めに戻る展開だが、ストーリーに変化がついた。痕は、南からエクバターナを奪還するのみだ。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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