シャーロック・ホームズと賢者の石 (カッパ・ノベルス)

著者 :
  • 光文社
2.74
  • (3)
  • (2)
  • (43)
  • (14)
  • (6)
本棚登録 : 118
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334076566

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ホームズは、今やお話と云うより歴史で、その時代の文化なのだという感じです。イソップ童話やアラビアンナイトに匹敵する気がします。それだけみんな、ミステリーが好きなのですね。

  • ジャーロ2006年春号彼が死んだ理由、夏号最強の男、秋号賢者の石、2007年冬号英国公使館の謎、の4編と日暮雅通さんの解説「ホームズ・パロディ/パスティーシュの華麗なる世界」を2007年6月光文社カッパ・ノベルスから刊行。2009年12月光文社文庫化。賢者の石が楽しい。他はあまり奮わず。日暮雅通さんのホームズ物の翻訳者としての解説もイマイチ。ホームズパスティーシュの世界はもっと広大だと思います。

  • シャーロック・ホームズのパロディ短編集。

    「彼が死んだ理由―ライヘンバッハの真実」はパロディに徹していて面白かった。
    ホームズだけでなく、他の有名人や映画等に繋がる話なのだが、他の有名人等をほとんど知らないので、楽しめなかった。
    シャーロッキアンとしては、もっとホームズに徹して欲しかった。
    (図書館)

  • シャーロックホームズのパスティーシュ。
    私はそんなにホームズに思い入れがないので、普通に読了。

  • 最初のやつって、ちょっとファンからはブーイングがあるんじゃないかなあ。着眼点は面白かったけど、僕もいまいち素直には楽しめず。

    2つ目以降は、まずまずかな。いちおうぎりぎり本格と言えるかも言えないかも、みたいな感じ。小説としてはうまくできているから、退屈はせず楽しめる。

  • シャーロックホームズのバスティーシュ5編とパロディ作品の歴史と解説。
    色んな有名人がちらちら出てきたり、落ちがきちんとついていたりするんで読んでて楽しい。

  • シャーロキアンのパスティーシュ(パロディ)。義経がジンギスカンになったとかそんなレベルの辻褄あわせが微妙...しかも五十嵐貴久デビュー作のキャラまで登場させる始末。むしろ解説のパスティーシュの歴史紹介の方が面白かったとは言えやしないw

  • 世界一の探偵によるパスティッシュ。1話目の掟破りもあるがゲストも世界的な人物が入っている点はユニーク。

  • (収録作品)彼が死んだ理由―ライヘンバッハの真実/最強の男―バリツの真実/賢者の石―引退後の真実/英国公使館の謎―半年間の空白の真実

  • ホームズだけでなく他の有名作品、小説に限らず、につながるのがユニークだね。さくさく読めました。

全27件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

五十嵐貴久の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×