象牙色のクローゼット (光文社文庫 あ 1-54)

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  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334719289

感想・レビュー・書評

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  • 杉原爽香、大学3年21歳の冬。
    また一歩大人になった爽香に訪れた災難は....

    これがもうね、突っ込みどころ満載の巻でした。(笑)

    刑事が一般人にそうそう容易く事件の内容を話しちゃうのか~
    、、ってはなしはよく聞きますが、もうまさにそれなの...。
    そしてまたもや17-8歳のうら若き未成年を..!?

    それでも爽香ちゃんだけは素直で清らか。
    とっても親孝行で真面目な優しい女性へと成長しています。

    なんだか新しい恋の予感もあったりしてね♪^^

    • 5552さん
      こんばんは。5552と申します。
      リフォローありがとうございました。
      レビュー楽しく読まさせていただいています♪

      実は中学~高校ま...
      こんばんは。5552と申します。
      リフォローありがとうございました。
      レビュー楽しく読まさせていただいています♪

      実は中学~高校まで赤川次郎さんのファンクラブに入ってたんですよ♪
      100冊ぐらい読んだんですが、なにぶんだいぶ昔のためほとんど覚えてない(^^;

      この杉原爽香シリーズは途中まで読んでたんです(^-^)
      爽香ちゃんの聡明さと、明夫の情けなさが印象的でした。
      なぜ、この人を選んだのだ?
      という感じでした。とっても弱いけどとっても優しいとこがいいのかなー。

      この本のストーリーもすっかり忘れてますが...。

      懐かしい本のレビューありがとうございました。

      お邪魔しました♪



      2017/12/27
    • yumiieさん
      5552さんこんばんは!
      こちらこそ遅ればせながらはじめまして。
      フォローといいねをありがとうございます♪

      赤川次郎さんはその昔?...
      5552さんこんばんは!
      こちらこそ遅ればせながらはじめまして。
      フォローといいねをありがとうございます♪

      赤川次郎さんはその昔?(笑)長者番付のトップに名を連ねるほどの
      人気作家さんだったのですよね。私もその頃、一時期三毛猫ホームズの
      シリーズをちょこっと読んだりしていたので
      杉原爽香シリーズを見つけた時に
      懐かしくなって読み始めました。なんかね、ミステリとか推理とかよりも
      爽香ちゃんの成長の方が気になるお話ですね。
      私はやっと二十歳を超えたところ...。
      もうとっくに40歳を超えているようなのでまだまだ先が長いです。
      どうなるのかな~。楽しみです。
      2017/12/28
  • 中学時代の恩師・河村布子の家を訪ねた爽香は、河村家に居候中の女の子・由季と劇的に出会った。由季は、殺人事件のあった夜、行きずりの男とホテルに入り、帰り道で非常線に引っかかり補導それたという。一方、布子の夫・河村刑事は女性ばかりを狙った連続殺人を捜査中だったが?爽香がまた一歩大人に… 人気シリーズ第七弾!

  • 49歳→39歳→40歳→41歳→42歳→43歳→44歳→48歳→47歳→46歳→45歳→38歳→37歳→36歳→35歳→34歳→夢色のガイドブック→33歳→32歳→31歳→30歳→29歳→28歳→27歳→26歳→25歳→24歳→23歳→22歳→21歳

  • 今回は事件の数は少なく、登場人物も限られていたのですっきりと終わった印象。
    爽香は失恋から完全には立ち直れていなく、明男と祐子の姿をみると穏やかではいなく自棄になってしまう場面もあり。明男の無神経さには苛立ちをかんじる読者も多いのではないだろうか。
    爽香にも野崎といった新たな相手も出てきて、より慌ただしくなってくる。

  • 今回はちょっと違ったパターンだった。明男との話が一応は切れてるので、イライラ度がマシやった。一刻も早く完全に切れた方がいいと思うけどなあ、ならないんだよな・・・ 由希ちゃんはこの先、前向きに生きて欲しい

  • 由季ちゃんと爽香ちゃんとの関係が読んでいて楽しかったです。こういう子は最初の作品で登場した久代ちゃん以来ではないでしょうか?爽香ちゃんとは見た目も雰囲気も全く違うようですが、爽香ちゃんは由季ちゃんのような子とも相性がいいのかもしれませんね。

  • 読むのが初めての赤川作品でした。
    ひとつの文が短くて直ぐに会話文がでてくるので読みやすめではあるが、よみやすすぎて逆にするする進みすぎるし、犯人がほぼ分かって読めてるので楽しむというよりは、だろうな、っていう捕まり方で単調すぎて面白みにかけた。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    杉原爽香、二十一歳の冬。中学時代の恩師・河村布子の家を訪ねた爽香は、河村家に居候中の女の子・由季と劇的に出会った。由季は、殺人事件のあった夜、行きずりの男とホテルに入り、帰り道で非常線に引っかかり補導されたという。一方、布子の夫・河村刑事は女性ばかりを狙った連続殺人を捜査中だったが。爽香がまた一歩大人に…人気シリーズ第7弾。

    令和元年11月20日~21日

  • 爽香21歳!今回は河村家宅の居候”由季”と事件に巻き込まれます。今回は爽香というよりも、由季の方がキーパーソンでした!それにしても、女の人ってこんなに危機感無く、知らない人についていきますかね・・・今回も軽く読めました。爽香も明男なんか放っておけばいいのに、それが爽香の優しさで良さなんでしょうね^^最後の野崎との関係は気になる^^

  • 明男はやめとけ~!でも次の巻には新しい人が現れるのかな?

  • 爽香シリーズ7作目 [爽香、二十一歳の冬]。光文社HPより、恩師布子の家を訪ねた爽香は、居候中の由季と劇的に出会う。河村刑事は女ばかりを狙う殺人を捜査中。爽香と由季に魔の手が…。(解説・結城信孝)爽香シリーズは全巻購入しているがこの巻は行方不明?

  • 今回はミステリーよりサスペンス色が強い展開。
    犯人の独白や最初から正体が予想ついてただけに、由季ちゃんみたいに感情移入しちゃうと最後はちょっと悲しい。
    犯人がやっと逮捕出来て、これで良かったのだけどね。
    ところで野崎さんが面白すぎるんだけど、次にもちゃんと出てきてくれるのかな?
    明男には飽き飽きしてたからいろいろ期待してる。

  • ポシェットから始まって,本書はクローゼットが表題になっている。

    回によっては、表題が事件の鍵を握ることもあるし、脇役のこともある。
    最初に登場することもあれば、わりと後の方で登場することもある。

    赤川次郎の、いいかげんさ(ばらつき)がちょうど良い加減だと思う。
    1つの類型(ワンパターン)にならないように、連載の読者を飽きさせない。

    雑誌も,よく、あちこちと載せる雑誌が変えられるものだと感心する。
    どの雑誌も連載して欲しいに違いない。

    もし、掲載が決まれば,編集部は大騒ぎだろう。

  • ネタバレ


    三十路爽香から読んだので若くて違和感。笑
    由季という女の子と爽香が仲良くしていて、今日子以外とあまり友達と一緒にいる感じがしないので初めは不思議な感じでした。
    でも二人ともタイプが違うのに気が合っていて、見ていて気持ちのいい仲。そして二人とも実年齢よりも大人。
    由季はクールで優等生タイプでは決してないけれど、根はいい子。勉強もすれば頭もいいのだろうなという印象。だからこんな風に学校に行けなくなるというのは勿体無いなと思います。
    でもきっと世渡りも上手そうだから就職しても大丈夫そうだなぁ。付き合いだけ悪いし上司にも物をはっきり言いそう。

    それよりも明男の方が問題。
    デリカシーがないと言うだけではすまされないし、人を傷つけても平然とした顔で気付かないでいるのだろうな。
    中途半端とか無駄な優しさって結局は傷つけるだけだと思うし、中丸婦人の伏線は今後の展開に予想がつきますよね。
    悪いと少しでも思っているのなら連絡をとらない、それも優しさだよ。て事をね、爽香がぴしゃりと言ってほしかったけど、そこまで大人にはなれないよね。
    しっかり者の彼女の恋愛には奥手・疎さな所は、ほんの少し人間味を感じさせます。言ってつながりが絶たれるのも怖いでしょう。
    今まで爽香に頼りきりだった母親も、やっぱり子供だと思い接しているシーンもよかったなと思います。

    犯人は、タイトルである象牙色のクローゼットのエピソードなど同情もしますが、やっぱり人を殺してしまうのはいけないことですよね。いかなる理由があろうとも。
    でも母の情事を一度にならず何度も見るって言うのは…どうなんでしょう。あるのかなぁ。身内のそんな場面なんて見たくないですよね…。

  • 今回の爽香は珍しく平穏無事?・・・。

  • 【解説】 結城信孝

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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