殺人を見た九官鳥 (光文社文庫 や 1-37)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334724443

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  • 短編4話。
    「盗聴できない殺人 」は,携帯電話を使った犯罪の手品。
    「松山旅行のアリバイ 」は,松山旅行で存在証明をしようとした犯罪の手品。
    「京都やすらい祭の殺人 」日本舞踊の家元にまつわる殺人。
    「殺人を見た九官鳥」は,九官鳥を利用した犯罪の手品。

    いずれもキャサリンの活躍が素晴らしい。

  • 4つの短編集でしたが、今回は犯人男性が多かったです。
    そして動機が単純というか、分かりやすいというか。
    男性ならでは?w

    表題になっている殺人には、ちょっと驚きでした。
    何と言うか…そんな短時間で憶えるもの? というのもありますが
    打算が全てを見えなくしてしまった、と。

    松山、に関しては、それでいいのかと聞きたいものがあります。
    一件落着、な感じではありますが、ではあちら側は? と。
    こちらの時間がもうないから、とそのままにしておくのは
    相手が全て死んでいるから、なのだとしたら…。
    確かに、あの世で名誉挽回になるか、は分かりませんし。
    とはいえ、どうなのでしょう?w

  • 【短編集】

    盗聴できない殺人
    松山旅行のアリバイ
    京都やすらい祭の殺人
    殺人を見た九官鳥

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著者プロフィール

山村美紗
京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、一九六七年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。七〇年「京城の死」(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。七四年『マラッカの海に消えた』で本格デビュー。八三年『消えた相続人』で日本文芸大賞受賞。九二年に京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。九六年九月没。

「2022年 『在原業平殺人事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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