冬になる前の雨 (光文社文庫)

著者 : 矢崎存美

• 光文社 (2002年11月12日発売)

感想・レビュー・書評

[館長さんの感想 · 2011年9月2日]

(収録作品)グリーンベルト/生きている鏡/夜の味/冷蔵庫の中で/金のフルート/ひと時の砂/あの子のプレゼント/白い光の道/叶えてあげたい/橋の上で/誕生/人殺しでもかまわない/最後の幸福/毒/僕のお父さん/冬になる前の雨

[endlessdoorさんの感想 · 2011年6月19日]

ぶたぶたシリーズ作者のショートショート作品集。
幽霊の話が多い。
大半が割とぼんやりした感じで終わる話で、あんまり好みじゃなかった。

指の皮食べる癖、俺もついついやるので気をつけようと思う。

[植木屋さんの感想 · 2004年12月11日]

ぶたぶたシリーズを書いた作者の、ぶたぶたさんではない短編集。

[こうちゃんさんの感想 · 2015年3月8日]

現代社会に棲息する個と気がまとめあげられている。ひたひたと満ち溢れる狂気がシャープで筋が通っている。表紙の「傑作小説」の文字は少し恥ずかしい。

[kylynさんの感想 · 2008年5月15日]

2003年12月10日読了

著者プロフィール

一九六四年、埼玉県生まれ。八五年、矢崎麗夜名義で星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞し、八九年『ありのままなら純情ボーイ』で作家デビュー。主な著書に「ぶたぶた」シリーズ、「食堂つばめ」シリーズ、「ＮＮＮからの使者」シリーズ、『あなたのための時空のはざま』など。

「2022年 『おいしい旅 想い出編』 で使われていた紹介文から引用しています。」