茜色のプロムナード: 杉原爽香三十歳の春 (光文社文庫 あ 1-88)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334735432

感想・レビュー・書評

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  • なんだかんだ好きなシリーズ。
    今回は、わりとリアリティーのあるストーリーかと(はちゃめちゃ感があるのは勿論のこと)。
    にしても、河村さんは…… 。

  • 16作目だけど、まだ20年前の話。今回もまたクズ男オンパレード。まあ、もうすっかり慣れたが。あと、結構簡単に死なせちゃうんだよね、赤川さん・・・

  • 49歳→39歳→40歳→41歳→42歳→43歳→44歳→48歳→47歳→46歳→45歳→38歳→37歳→36歳→35歳→34歳→夢色のガイドブック→33歳→32歳→31歳→30歳

    自分で選んだ結婚でしょ、と言ってやることは易しい。しかし誰でも結婚相手のことを百パーセント知っていて一緒になるわけではない。いや、五十パーセント、三十パーセントだって、分かっているかどうか。おそらく、夫が暴力を振うのだろう。そんな面は、普通に付合っているときにはまず表面に出ることがない。

  • 爽香の人柄に惹かれて味方となっていく人物とそうでない人が分かりやすく表現されており、気軽に読める。
    河村がどっちつかずでそれを布子と志乃の両者が許容しているのが何とも不思議でならない。
    田端社長も最初の登場は軽薄な感じだったが、今では頼りになる若社長であり、爽香にとっても良い上司になっている。
    爽香も三十路になり、どんどん人間力が高まってきている。

  • 爽香、30歳になりました。
    明男とのシーンにはホッコリします。

  • 出かけて帰宅してみたら、妻が倒れた、という電話。

    老人ホームは建設反対されていた? と思うような
    最後の集会でした。
    不幸がどんどんやってくる男性と、その兄妹達。
    ものすごい比較対象になっています。
    金が絡むと…というのを、地でいくような展開。

    途中で読み進めるのに疲れてきてしまって
    パラ読みで終了してしまいました。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    “G興産”で新しい高齢者用ケア付きマンションの準備計画に加わり、爽香は多忙な毎日。建設候補地に住む門倉矢市郎は、定年後の静かな生活が一転、妻を脳出血で突然失う。更に、借金を抱える息子夫婦が、立ち退き料のつり上げを画策する…。一方、明男に思いを寄せる三宅舞にも危険な影が忍び寄る!登場人物が読者とともに年齢を重ねる画期的シリーズ第16弾。

    令和2年1月7日~8日

  • シリーズ第16弾!爽香も遂に30歳です!新たな高齢者ケア付きマンションの準備計画に忙しい爽香。建設候補地に住む門倉は、急に妻を失い息子と娘の夫に土地や財産を狙われます。そんな中、爽香と出会い、損得勘定なく動いてくれる爽香を信用します。毎回新たに出てくる登場人物に爽香の良さを感じてもらい、自分のことのように嬉しいです^^個人的には最後に明男が踏みとどまってくれたのが嬉しいですし、信頼しあっている爽香と明男の夫婦に憧れます。河村刑事はもっとまともな刑事だと思っていましたが、今作品でもはっきりせず、イライラ・・

  • 爽香も30才。責任をもってプロジェクトを進めている。その回りをどこか思い切れない人たちが生きている。宝くじの話は余計だと感じたけど、その他は、リアリティーもあり、良かった。

  • 爽香シリーズ第16弾。杉原爽香、三十歳の春。〈G興産〉で新しい高齢者用ケア付きマンションの準備計画に加わり、爽香は多忙な毎日。 建設候補地に住む門倉矢市郎は、定年後の静かな生活が一転、妻を脳出血で突然失う。さらに、借金を抱える息子夫婦が、立ち退き料のつり上げを画策しよからぬ計画を立てるが……爽香の活躍で……。一方、明男に思いを寄せる三宅舞にも危険な影が忍び寄る……。明るい話題は爽香の近辺でがんばる荻原里美の成長。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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