江戸川乱歩全集 第19巻 十字路 (光文社文庫)

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  • 光文社
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  • / ISBN・EAN: 9784334737528

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    収録作品
    防空壕
    大江戸怪物団
    十字路
    魔法博士
    黄金豹
    天空の魔人

  • 初めて読んだ江戸川乱歩がこれでした。これですっかり乱歩にはまってしまい図書館に通いつめて全集をよみあさりました。

  • 2009/
    2009/

    防空壕. 大江戸怪物団. 十字路. 魔法博士. 黄金豹. 天空の魔人. 私と乱歩 奥泉光著.

  • 防空壕
    なんというか……えーと、エロ話(爆)

    なんか、いい夢は、夢として、みさせてあげてみたいな……。

    大江戸怪物団
    なんじゃこりゃ(笑)全然、ダメです。

    連作ものの1部かな?

    十字路
    やっと、まともなのが来たという感じです。
    でも、乱歩のレベルからいうと、若干落ちるかなぁ。

    ストーリーは、それなりなのですが、文体にいつもの色っぽさがない気がします。
    なんとなく、作品の後についている自作解説を読んでいると合作とのこと。

    もしかして、ストーリーだけ乱歩が考えて、文章は別の人が書いたんだろうか?

    とか思いましたが、よく読んでみるとまったく逆で、ストーリーの細部は別の人のアイデアで、文章は、乱歩のものだったようです。

    それにしては……。

    魔法博士
    なんか、少年探偵団ものがはじまると、安心。
    これは、パターンが同じ事から来る安心感かもしれない。

    でも、戦前も、戦後も、かわらぬおもしろだと思います。
    小林少年、年取らないし(笑)何代目だ?

    でも、B・Dバッチを逆手にとって、敵が罠をかけてくるところなんか、続き物の素晴らしさで、けっこうグッとくるものがあります。

    黄金豹
    マンネリ気味な少年探偵団ですが、手をかえ品をかえ、楽しませてくれます。

    しかし、二十面相がここまで手をかけて、少年探偵団たちに挑んでくるのは、「復讐」というよりも、この混乱した世相、少年たちに「生きがい」をもって欲しいと思っていたからではないかと思ってしまいます。

    そうすると、実は、二十面相というのは、明智と……。

    天空の魔人
    明智小五郎ではなくて、少年たちだけが出て来て、事件の解決までしちゃうというのは、少年探偵団のシリーズでは、けっこうめずらしいのではないでしょうか?

    その分、乱歩も考えたのか、敵は、いつもの人とは違ったようです。

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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