ヘア・デザイナー殺人事件 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334739072

感想・レビュー・書評

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  • 密室の女王という意味では、本書でアガサクリスティを超えたと思う.
    キャサリンがつぎつぎと密室の秘密を解いて行く.
    アメリカ人という設定で、自分ではなれなかった女王の立場を確立しようとしているように思えた.
    英語などに翻訳して、国際的にも密室の女王として評価されるようにしてあげたいと思った.
    関係者がよい翻訳者を探して来るのを期待したい.
    山村紅葉に残された仕事だと思う.

  • 今回は京都と東京をまたにかけて~な殺人事件。
    本当によく殺人事件に遭遇してます。
    そして首突っ込んでますw
    ここまでくると、普通容疑者にされそうなものですが…。

    まんまホストクラブみたいだ、と思った店の状態。
    のし上がるためにはそれは色々するとは思いますが
    こういう状態ってどうなのでしょう?
    甘い蜜を絞り取ってる??w

    まったくもって事件と関係ないですが
    一体どういう髪型だったのか、非常に気になります。
    そして動機。
    はっきりポイ捨てされた方が、まだましだったような~。

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著者プロフィール

山村美紗
京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、一九六七年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。七〇年「京城の死」(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。七四年『マラッカの海に消えた』で本格デビュー。八三年『消えた相続人』で日本文芸大賞受賞。九二年に京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。九六年九月没。

「2022年 『在原業平殺人事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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