鞆の浦殺人事件 (光文社文庫)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334743741

作品紹介・あらすじ

作家・内田康夫は、間宮という老人と出会った夜、「鞆の浦へ行きな」という謎のメッセージを受け取る。だが、その老人は間宮の贋者であったことが判明する。後日、その老人に似た人物とN鉄鋼重役が、鞆の浦でほぼ同時刻に死亡した!内田の依頼を受けて、浅見光彦は現地に向かう。瀬戸内の景勝地が抱える"光"と"影"を前に、浅見がみせる名推理とは。

感想・レビュー・書評

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  • 作家・内田康夫は、間宮という老人と出会った夜、「鞆の浦へ行きな」という謎のメッセージを受け取る。だが、その老人は間宮の贋者であったことが判明する。後日、その老人に似た人物とN鉄鋼重役が、鞆の浦でほぼ同時刻に死亡した!内田の依頼を受けて、浅見光彦は現地に向かう。瀬戸内の景勝地が抱える“光”と“影”を前に、浅見がみせる名推理とは。

  • 【鞆の浦殺人事件】 内田康夫さん

    作家・内田康夫は、間宮という老人と出あった夜、「鞆の浦へ行きな」という謎のメッセージを受け取る。だが、その老人は間宮の贋物であったことが判明する。後日、その老人に似た人物とN鉄鋼重役が、鞆の浦でほぼ同時刻に死亡した!内田の依頼を受けて、浅見光彦は現地に向かう。瀬戸内の景勝地が抱える”光”と”影”を前に、浅見がみせる名推理とは??
    (文庫本裏表紙より)



    普通の面白さ、、、ってどんな面白さやねん。。と突っ込みがきそうですが、普通の面白さ。。面白いけれども、特に印象や記憶に残るほどでもない。。でも、この本を読んで、後鳥羽伝説殺人事件を読みたくなった。浅見光彦が初めて登場する物語でもあるらしい・・
    すごく関心がある。。

  • 内田作品は旅したくても行けない時に読んじゃいますね。
    この作品もそのパターン。
    瀬戸内に行きたい。

  • 内容紹介

    「と、鞆の浦へ行きな……」妙な電話を受けた「軽井沢の内田センセ」こと作家の内田。それはホテルで知り合った、広島出身の間宮という老人の声に似ていた。ところが間宮が翌朝から行方不明に!
    知り合いの浅見光彦に助けを求め、駆けつけてもらう。しかし間宮は戻ってきたのだ。内田の知らない別人の姿で! 四日後、殺人事件が鞆の浦で起こり、浅見は現場へ向かう。著者登場の旅情ミステリ。 --このテキストは、文庫版に関連付けられています。

    内容(「BOOK」データベースより)

    作家・内田康夫は、間宮という老人と出会った夜、「鞆の浦へ行きな」という謎のメッセージを受け取る。だが、その老人は間宮の贋者であったことが判明する。後日、その老人に似た人物とN鉄鋼重役が、鞆の浦でほぼ同時刻に死亡した!内田の依頼を受けて、浅見光彦は現地に向かう。瀬戸内の景勝地が抱える“光”と“影”を前に、浅見がみせる名推理とは。

    内容(「MARC」データベースより)

    作家・内田康夫をも巻き込んだ、東京-福山を結ぶ奇妙な罠。東京の高級ホテルの中でVIPが失踪。福山市鞆の浦でホテルの客の不審な死。二つの事件を結ぶものは。浅見光彦と野上警部補が大活躍。1988年刊の愛蔵版。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。 著者について 1934年、東京生まれ。80年『死者の木霊』で作家デビュー。『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦は国民的人気の探偵に。著作は浅見光彦シリーズのほかに、<信濃のコロンボ>竹村警部シリーズ、警視庁岡部刑事シリーズなど多数。 --このテキストは、文庫版に関連付けられています。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    内田康夫
    1934年東京都生まれ。80年、『死者の木霊』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、文庫版に関連付けられています。

    本の感想(オフィス樋口Booksより転載、http://books-officehiguchi.com/archives/4760652.html

    この物語は、浅見光彦の手柄話を書いている小説家である内田康夫が刑事に脅されている話から始まる。

    脅されるようになってから、間宮広毅という元広島県知事が行方不明になり、新聞で毒入りジュースを飲んで死亡した事件が起こった。新聞では、丸山清作という漁師の名前で出ていたが、後に間宮広毅であることが分かった。

    この事件の後に、鞆の浦のホテルでN鉄鋼常務取締役の川崎達雄が殺害された。この一連の事件では犯人の名前が分からないまま解決に至るが、フロント係などがグルになって内田康夫を騙したことで複雑になっている。

  • 作家・内田康夫は、間宮という老人と出会った夜、「鞆の浦へ行きな」という謎のメッセージを受け取る。だが、その老人は間宮の贋者であったことが判明する。後日、その老人に似た人物とN鉄鋼重役が、鞆の浦でほぼ同時刻に死亡した! 内田の依頼を受けて、浅見光彦は現地に向かう。瀬戸内の景勝地が抱える“光”と“影”を前に、浅見がみせる名推理とは!?

  • 鞆の浦で起こる殺人事件に巻き込まれていく話。
    探偵役の浅見さんの活躍ぶりが特徴。
    それと共に、著者が小説に参加してしまっているところが変わっていて面白い。
    人と人との関連性や表ざたにならなない人間関係が絡まった糸を解くように表れていく。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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