死笛: 隠目付江戸日記1 長編時代小説 (光文社文庫 と 21-3 光文社時代小説文庫 隠目付江戸日記 1)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334747541

感想・レビュー・書評

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  • 隠居した剣客が隠目付として活躍するのはよくある話なのかしら?

  • 鳥羽亮さんのシリーズ「隠目付江戸日記」、「極楽安兵衛剣酔記シリーズ」に設定がよく似ています! 新刊が出るまでの「つなぎ」でちょっと古いですが、読み始めてます(^-^)

  • 隠目付シリーズの第一作なんですね
    キャラが最初から立ってます!
    安心の鳥羽作品

  • 新シリーズ第一弾か?
    小藩の隠し目付の隠居の設定
    この作者の一番多いパターン、展開もほとんど変わらない
    時代物を続けて書くとこんなものか?

  • 鳥羽さんの新シリーズ「隠目付江戸日記」の1~駿河国江崎藩七万石で目付組頭を務めた甲源一刀流の遣い手・海野(かいの)洋之介は妻に先立たれて,家督を息子に譲り,釣宿・舟政に居候になっていて,未亡人のみつとは愛人関係にあり,6歳の仙太は遊び仲間だ。辻斬りが出たと聞いて野次馬として出かけると,斬られたのは江崎藩の目付であり,鮮やかに頚もとを切り裂く手口に慄然となる。目付組頭・谷部と目が合い,改めて大目付・岡崎から隠目付としての働きを求められる。国許の次席家老・栗塚が江戸勤番の年寄・柴田を介して,廻船問屋・鳴海屋と共謀して,藩の蔵元を任せ,高利の借金をして,賄を受けていることが発覚し始め,目付や勘定方が動き出したのに合わせ,駿河の天童流・山鹿甚斎を刺客として遣っていることが判明してきた。洋之介は,元岡っ引きの玄次や元盗人の甚八を手先として遣い,手先として遣われた破落戸を捕らえては白状させ,鳴海屋に迫るが,左足を前に出した脇下段から逆袈裟に切り上げ,右足を踏み込む二の太刀を水平に払って相手の喉笛を狙う秘剣・死笛は恐ろしい必殺技である~破落戸を捕らえて白状させ,さっさと始末して川に流してしまう手口は非道いが,まあ常識的な対処法だろう。心臓を一突きにしたケースが3件,流石に研ぎに出さないといけないと思うけど,そんな様子はない。切っ先で皮肉を切ることもできないだろうに・・・ま良いか,ちゃんばらものだから

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著者プロフィール

1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。近年は剣豪・時代小説の分野で活躍し、「はぐれ長屋の用心棒」「まほろし銀次捕物帳」「闇の用心棒」「八丁堀剣客同心」「流想十郎蝴蝶剣」シリーズなど作品多数。

「2023年 『剣狼の掟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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