- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334748685
感想・レビュー・書評
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2週間ぐらいかけて読んだ
その間に母の葬儀があり仕事に復帰し…読める時間にゆっくり読んだ
表題作は葬儀最中の自分にとってはかなり辛かったし、あまり読みたくなかった
どの話もささやかに頑張り日常を生きる人の話が大半でとてもよかった。
荻原さんの作品はやっぱりこうであってほしいなと思った詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日常のちょっとした?大ピンチや頑張りを、
暖かく、面白く描いてます。
読みやすいので、ストレスフリーで楽しめました。 -
あたたかい気持ちになれる好きな荻原浩。
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「明日の記憶」とはだいぶ違った感じがします。
どちらかというと奥田英朗さん風。
とてもテレビドラマ的というか、ビジュアルが想像しやすいです。目の前でそのシーンが想像できてしまう。
短編集ですが、共通しているのは、主人公たちが一生懸命に仕事に取り組んでいる過程でなにかに巻き込まれていって漫画的状況に陥いるという流れです。
その一生懸命さと、漫画的状況の落差が笑えます。(くっくっく、または、ぷぷぷ、ぐらい)
長福寺のメリークリスマスが秀逸。
2013/01/31 -
おもしろかった!
ごくごく普通の日常に、シュールな笑いを混ぜ、あちこちでにんやりさせられる。
あっさりさらっと読める、こうゆう短編集、好きだなぁ。 -
単純なバッドエンドでなく、ハッピーエンドでもない、ほんのり暖かくなるようなラストで読後感が非常に良い終わり方は、さすが荻原さんという所でした。
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大笑いはしないけどニンマリと表情が緩んでしまう面白さ。実際にあり得そうな話だったところが妙に親近感が湧いた。
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表題作「さよなら、そしてこんにちは」を含む7編の短編集。
「さよなら、そしてこんにちは」も好きだけど、一番おもしろかったのは「寿し辰のいちばん長い日」
腕に覚えがある、こだわり職人の「寿し辰」の主人。
「こだわり」は自信があるからこそで美徳だと思う。
でもそこには「いい塩梅」が必要なのかも。
こだわりも度が過ぎると自分を見失ってしまうことになって、こんな結末を迎えるのこともあるのかも…
結末には、うわぁ~そうきたか!と思いつつ、ちょっと笑ってしまう。 -
萩原さんの作品は良い。爆笑でもなく、泣いてしまったでも無い、読む人と等身大のような感覚、あ、同じだ、の様な気持ちで読めてしまう^_^good!!!