タイムマシン (光文社古典新訳文庫 Aウ 4-2)

  • 光文社
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334752460

作品紹介・あらすじ

時空を超える"タイムマシン"を発明したタイム・トラヴェラーは、80万年後の世界へ飛ぶ。そこは、地上に住む華奢で穏やかなイーロイ人と、地底をねぐらにする獰猛なモーロック人という2種族による原始的な階級社会だった…。SFの不朽の名作を、巽孝之氏の解説で読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • まぁまぁまぁ、こんなもんよね

    ウェルズの凄さは草分けなのにとんでもなく独創的ってところにあるわけだから

    まぁ、こんなもんよね

    しかし、新訳でこの読みづらさって、原文はきっと恐ろしく読みづらいんだろうなって思いました
    英語圏の人に聞いてみたい

    まぁ、SFの父とも言われるウェルズですからね
    色んな研究とか考察もされてるわけですよね
    そのへんのところも巻末にめちゃくちゃ載ってるんですが…考え過ぎじゃん?って思っちゃいましたw
    意外に本人そんなに色々考えて書いてないんちゃう?なんて
    わからんけど

    あ、あと80万年後て!と思いました
    よりによって80万年後て!
    そこの感覚はすげーなと思いました
    やるなHG(違うひとだと思われる!)

    わいは80万年後人類絶滅してそうな気すっけどね

    それにしても、最近SF多いなぁ
    次は一Qさんの本棚からチョイス!

    • 土瓶さん
      ありがとう。ごちそうさまです( ^)o(^ )
      ありがとう。ごちそうさまです( ^)o(^ )
      2023/04/22
    • おびのりさん
      なんとかも歩けば、崎陽軒にあたるくらいあるしね。
      なんとかも歩けば、崎陽軒にあたるくらいあるしね。
      2023/04/22
    • ひまわりめろんさん
      つかなんで『タイムマシン』のレビューでこんなに「崎陽軒」連呼されてるのよ!

      ま、いつものことか…w

      なんかもう『横浜駅SF』はもういいか...
      つかなんで『タイムマシン』のレビューでこんなに「崎陽軒」連呼されてるのよ!

      ま、いつものことか…w

      なんかもう『横浜駅SF』はもういいかなって気になってきましたw
      誰か『崎陽軒SF』書いてくれ
      2023/04/23
  • SFの古典名作を光文社の新訳で。光文社の古典新訳文庫は翻訳が平易で読みやすいのでさらっと読めた。タイムマシンものの魁。他の翻訳でも味わいたいところ。

  • タイムトラベラーが目撃した未来はディストピアであった。
    後世の作品に多大な影響を与えたSFの金字塔。

  • 読んだことがなかったので今になって手に取った。本編も短いなりに面白い観点だったが、後半に収録されてた小伝がなかなかに興味深かった。こんなに多作だったとは! 「宇宙戦争」も何十年ぶりに読み返したい。

  • SFの古典。ウェルズの代表作。これを100年以上前に考え出したウェルズの凄さがわかる。

  • Herbert George Wells(1866-1946)

    ケントで生まれる。夥しい著者から知られるように、ウェルズは生まれながらの熱心な教育者で、初めは熱心な学生だった。ヴィクトリア朝時代を通して最も影響力を持った科学思想家と言われ、ダーウィンの親友トマス・ヘンリー・ハクスリーの下で、生物学や動物学を収めたことが幸いした。

    学生時代からウェルズは、時間旅行と人類の未来予測という題材で思いつくままに短編を書いていた。

    代表作:『タイムマシン』『透明人間』

    19c初頭に英米やヨーロッパで有名作家の名をほしいままにしたウェルズ。1920年までに彼は新聞に載らない日は
    ないほどの有名人になっていた。1918年すこしばかり内閣の宣伝省に務め、1922年には労働党から下院議員に立
    候補した。第二次世界大戦期には「ヨーロッパや世界を一体化したい」という想像を拡大させ、当時のヨーロッパ思想に影響を与えた。『タイムマシン』は英文学SFの不朽の名作である。

  • タイムトラベルSFの始祖、の新訳版。今やエンターテイメントになくてはならないジャンルになったとすらいえる、時間移動もの。その源流はセンス・オブ・ワンダーと人類社会の行く末を見つめる慧眼を感じさせるものだった。
    80万年後の世界では、富裕層と貧困層との格差社会が広がったはてに、ヒトとしての種族そのものが分化してしまっていた。そこで語られるのは資本主義への痛烈な批判だ。「持つ者」と「持たざる者」との対立、この小説の発表から100年以上たった今もこの構造は変わらない。
    昨今の作品に比べればはるかにシンプルながら、人類の終焉について思わず考えてしまう迫力はさすが。80万年後も読みつがれていてほしい名作。

  • SF好きなので、タイムマシンの形状とか未来人の姿を想像して話を読めてよかった。
    小学生の頃に読んで、ラストで怖くなったのを覚えている。

  • 80万年後の地球にいた地上人と地下人。
    暗に、今の世の中の問題意識を提示しているかのようだ。

    人間は動物を家畜化し、
    多くの場合(キリスト教など)霊魂は人間以外の下級動物には存在しないとしてきた。人間至上主義だ。

    快適さを求める人間の末路は?
    なさそうでありそうな未来の物語。

  • 溌剌とした冒険譚だと思っていたら、意外にえぐかった。80万年っていうスパンの大きさや登場人物の少なさがどこかの説話みたいで、ジャンルの祖としての汎用性を感じた。

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