シャーロック・ホームズの冒険 (光文社文庫 ト 2-1 新訳シャーロック・ホームズ全集)

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  • Amazon.co.jp ・本 (555ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334761639

感想・レビュー・書評

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  • ボヘミアのスキャンダル
    花婿の正体
    まだらの紐
    緑柱石の宝冠
    ・・・の4つが特に好きです。

  • 小学生のころ読んだんですがほとんど忘れてたので初読扱いです。映画に登場したアイリーン・アドラーにしてやられるホームズ。もうちょっと悔しそうにしてほしい気もしました。他も面白かったです。殺人事件が絡んでないのもあり、ちょっと意外でした。偏見でしょうか?;;

  • 映画を見て、そういえばホームズシリーズは読んでないことに
    気づき、さっそく読み始める。
    光文社版は評判どおり読みやすかった。
    短編はイマイチなものもあったが、
    全体としてはよし。
    一番よかったのは『赤毛組合』、こんな発想はなかなかない!

  • 小学生の頃に読んで以来、シャーロック・ホームズものは読んでいなかったので、文庫を買い直してみたのですが、なかなか大人になっても楽しかったです。
    日暮さんの翻訳も読みやすく、ホームズは久しぶり、という方や子供の頃には読んでいなかった、という人にはオススメできると思いますよ。

  • 新訳シャーロック・ホームズ全集の第1巻。
    シャーロック・ホームズは翻訳版が色々出てますが、私は新訳シャーロック・ホームズ全集シリーズが読みやすかったです。

  • おそらく世界一有名な探偵であろう、英国ロンドンはベイカー街の彼。ご存じシャーロック・ホームズが活躍する第1短編集ですね。収録作を並べてみても、
    「ボヘミアの醜聞」
    「赤毛組合」
    「花婿の正体」
    「ボスコム谷の謎」
    「オレンジの種五つ」
    「唇のねじれた男」
    「青いガーネット」
    「まだらの紐」
    「技師の親指」
    「独身の貴族」
    「緑柱石の王冠」
    「ぶな屋敷」
    とお馴染みの有名作品がずらり。しかし、タイトルひとつとっても訳によって微妙に異なりますよね(当たり前ですが)。「赤毛連盟」「青い紅玉」など。「5個のオレンジの種」というのもありました。この本は近年光文社が出している「新訳」ホームズ全集の1巻目ということで、かつての訳本と比べて現代風な翻訳になっているんですが、自然で読みやすく、個人的には大変楽しめました(もちろん古風な文章の方がお好きな方も多いとは思います。僕も嫌いではありません)。あと、このシリーズで特筆すべきは
     ・巻末の訳注:当時の時代背景や風俗、ロンドンの地理などなど、詳細に触れてあります。こういうのを読むのも楽しいですね。
     ・初出掲載当初の挿絵:シドニー・パジェットの手によるものですが、この人のイラストが後々のホームズ像に多大な影響を与えたわけですね(と知ったかぶる)。
    が載せられていることでしょう。ホームズものはずいぶん久しぶりに読みましたが、これらのおかげで新鮮に楽しむことができたように思います。特に解説の詳しさは嬉しかったですね。あと、この挿絵が載ってる文庫ってあんまり無いんじゃないでしょうか(自分が知らないだけか?)。そういう意味で、いい構成に仕上がっているように感じました。おすすめです。

    まとまりの無い文章になってしまいましたが、とりあえず以上です。春は始まりの季節ということで、いまいちど有名古典に触れてみるのも楽しいのではないでしょうか。

    (大英堂ファン)

  • 20100330
    この春休みに映画シャーロックホームズを見てきました。推理、アクション、笑いと色々な要素が盛りだくさんで面白かった。小説自体はまだあまり読んだことがないので、現代語訳されていて読みやすいといわれているこのシリーズを読んでみようかと思います。

    20100411
    「ボヘミアの醜聞(スキャンダル)」
    ホームズシリーズの爆発的人気の火付け役となったシリーズ初の短編作品、らしい。アイリーン・アドラー。ボヘミア国王。

    20100413
    「赤毛組合」
    この話お気に入り。

    「花婿の正体」
    お話自体は嫌いじゃないのだけど、題名の訳が気に入らない。読み終わった後に題名を見る分には問題ないだろうけれど、この題名を念頭に読み進めてしまうとつまらないのではなかろうか。幸い僕は題名をろくに見ずに読み始めたから良かったが、"A Case of Identity"は他にもっと適切な翻訳があると思う。

    「ボスコム谷の謎」
    レストレード警部めっちゃ馬鹿にされとる。

    20100417
    「オレンジの種5つ」
    たまにはこの手の話も面白いね。しかしいかんせん不完全燃焼なお話。クー・クラックス・クランて久しぶりに名前聞いた。世界史で習ったような。テキサス州のローンスターの雑学が気に入った。
    「理想的な推理家というものはね」と彼は話し始めた。「ある事実を示されれば、その事実に至るまでのすべてのできごとばかりでなく、そこからどういう結果が生じるかまでをすべて見抜けるんだ。(中略)ただ、そういう技術を駆使するためには、知りえた事実を残らず活用できるようでなくてはならない。それはどういう意味かというと、きみにもすぐわかるだろうが、推理するためにはあらゆる知識を身につけていなければならないということなんだ。これは自由教育が盛んになって百科事典の普及した現代でも、なかなか難しいことではあるが、自分に役立ちそうな知識をすべて身につけるということなら、あながち不可能でもない。ぼくはそれを目指そうと努力してきた」

    「唇のねじれた男」
    最後に種明かしされるトリックは陳腐だがストーリーは独特で面白い。

    「青いガーネット」
    ガチョウ。

    「まだらの紐」
    ロイロット博士。

    20100418
    「技師の親指」
    親指が…これも解決しないパターン。案外そういう作品も平気で書くのね。

    20100419
    「独身の貴族」
    貴族さんかわいそうに。あんまり好きじゃない部類。

    「緑柱石の宝冠」
    「ぼくは以前から、ひとつの信条をもっていましてね。まったくありえないことをすべて取り除いてしまえば、残ったものがいかにありそうにないことでも、事実に違いないということです」

    20100420
    「ぶな屋敷」
    面白かった。ヴァイオレット・ハンター嬢。これでやっとすべて読了。

  • ホームズ好きにはたまらない一冊です。
    シリーズものですが、是非読むべき一冊です。

  • 名前だけは聞いたことのあるような有名な話が多数、収録されています。
    厚さが厚さだけあって、非常に読み応えがあり、存分に愉しめますが、変装ネタが「またか!」というくらいに多いのが玉にキズ。

  • 言わずと知れた「シャーロック・ホームズ」。
    名探偵哲文の愛読書!

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著者プロフィール

アーサー・コナン・ドイル(1859—1930)
イギリスの作家、医師、政治活動家。
推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。
「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。

「2023年 『コナン・ドイル① ボヘミアの醜聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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